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アラサーの「セカンド童貞」が増殖中?その理由を本人に聞いてみた!

最近、世間で「セカンド童貞」なる言葉がひそかに出回っているのをご存じでしょうか?

チェリーボーイではなく当然女性経験もあるのですが、現在は彼女もおらずここ1年以上セックスをしていない男性のことです。男性の草食化が叫ばれて久しい昨今。それだけにセカンド童貞くんたちが増えるのも分かる気はしますが……。

では彼らはなぜセカンド童貞になってしまうのか。アラサーのセカンド童貞に話を聞いてみました。

アラサーセカンド童貞くん1:なりたくてなったわけではない

「前の彼女と別れてから、もう3年くらい、あっという間に感じますね。それからはセフレも作らず、ワンナイトラブもありません。彼女は普通に欲しいですが、『じゃあ彼女作るぞ!』という極的性は特にないので、普通に過ごしてる中で『まあできたらいいかな』という感じ。
しかししばらく恋愛から遠ざかると、どんどん恋愛が面倒になってきます。合コンすらやや面倒に感じるので、もしかしたらこのまま彼女ができないかもしれません(笑)。でも自分の周りも年上の独身が結構いるので、そこまで焦りはないです」(29歳/メーカー)

彼女は欲しいけど、そこまでの意欲がない……現代の男性の間では“あるある”かもしれません。とくに30歳前後の男性は出会いも多く、結婚を目指す同世代女子からは引く手あまた、自分に需要があることを知っています。

しかしまだ結婚は早い気がする……となれば焦ることもなく、恋愛に対しマイペースに考えているうちにアラサーを迎え、さらには「セカンド童貞」となってしまうのかもしれません。

アラサーセカンド童貞くん2:彼女の存在意義がわからない

「自分はわりと一人で過ごすのが好きなので、あまり彼女の存在意義が分からない。もしいま彼女がいたら、デート行こうとか連絡をマメにしろだとか、うるさくてやってられないと思う。
そうじゃない子もいるだろうけど、彼女がいるとお金もかかるし……。もちろん、将来的に結婚はしたいかなとも思うので、いつかは作ろうと思うんですが、それはあくまで“結婚”目当てであって、“恋愛”したいわけじゃないかな。とりあえず今は自分のために時間とお金を使いたいので、セカンド童貞で結構です」(28歳/IT)

デートや旅行など、恋愛にかかるお金は確かにバカになりません。最近の男性は、その出費を「もったいない」と捉える人が多いのだとか。

雑誌などで「恋愛や結婚はコスパが悪い」といった内容の特集も組まれています。もっともな意見ではありますが、「彼女より自分の趣味に時間やお金をかけたい」と思う男性が増えるのは悲しい限りですね。

アラサーセカンド童貞くん3:そもそも性欲がそこまでない

Scared young man hiding under a blanket

「4年くらい付き合ってた子と別れてからは彼女がいない。いまは彼女とかよりも圧倒的に仕事を優先させたいし、特に気になりません。彼女にかけている時間は正直ないかも。
周りに『彼女いない』って言うと『セフレがいるから平気なの?』と聞かれますが(笑)、セフレも今は特にいません。風俗も行かないですし……そもそもそんなに性欲がないんですね。仕事で疲れていたら、そんな気もなくなります」(33歳/商社)

これを言われたら、女子的にはもうなす術がなさそう。やはり男性の草食化は女性にとって死活問題。「最近は女性のほうが圧倒的に性欲が強い」という男性側の意見も多く、仕事で疲弊したアラサー男子は恋愛にまでパワーが回らないのかもしれません。

一人でも十分に人生を楽しめてしまうため、結局は「彼女が不要」という考えが「セカンド童貞」たちの根底にあるようです。いくら美人な女性でも、なかなか彼氏ができなかったりするのは、こういうセカンド童貞たちが増えていることも大いに影響していそうですね。

それでも「彼女が欲しくないわけではない」「結婚願望はある」という言葉もあるので、「この子なら彼女にしたい!」と強く思わせることがセカンド童貞から脱却させるためのポイントかもしれません。

ちなみにセカンド童貞だった人と付き合ったことのある女性たちからは「童貞は引くけど、セカンド童貞は全然あり。遊びまくってる人より断然いい」「真面目な感じがするし気にならない」「久々の彼女というせいか、大切にしてくれてる感がある」とセカンド童貞推しな意見も多数。

ただし「セカンド童貞の人と付き合ったのはいいけど、久々のせいか、付き合い始めてもしばらくは全く手を出してこなかった。ある意味、女性としての自信をなくしかけた」という意見も。

セカンド童貞くんと付き合うときは、多少の“我慢”も必要かもしれません!

石橋とわ

1987年生まれ、現役の新聞記者。お嬢大学出身を武器に、学生時代からコンパ、パーティー三昧の生活を送る。現在も仕事の合間にはコンパを欠かさず、そこで得た情報をもとにコラムを執筆。恋愛ネタを主軸に、スポーツ、芸能も守備範囲。趣味は旅。休みがある限り、バックパックでどこにでも行く。両親の転勤のため、現在の実家はインド・ムンバイ。

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