悩まなくても大丈夫！「セックスレス」だからこそ愛されている理由

どんなに仲の良いカップルでも、関係が長くなればなるほど陥りやすいのが「セックスレス」。そんなセックスレスに悩むカップルはたくさんいるのではないでしょうか。しかし、セックスレスって思ったよりも悪いことじゃない！今回は、全国のセックスレスカップルに「朗報」をお伝えします。

なぜ「セックスレス」に陥るのか

セックスレスの原因は多数あると思います。まずはその主な理由を考えてみましょう。

・お互い仕事が忙しく、疲れてしまっている

・相手の外見もしくは内面が著しく変化して、興味がなくなってきた

・セックスをしなくてもつながりを感じられている

・浮気などが原因で、相手を精神的に受け付けられない

などが挙げられるかと思います。夫婦が「父」「母」に役割が変わる場合はもちろんですが、恋人の場合でも同棲をしたりして長い時間一緒に生活をすることで、お互いのことを異性として見られなくなるパターンがほとんど。

また、「セックス＝気を許す、相手を受け入れる」ということでもあります。そのため、相手に浮気などで傷つけられると、頭では許せていても体は無意識的に相手を拒否してしまうこともあるそう。 このような原因から、セックスレスでひどく悩まされ最終的には破局してしまうカップルがたくさんいるのです。

セックスレスでもOKなワケ1「家族愛がある」

このように、セックスレスと聞くとマイナスイメージしか持てない人がほとんどだと思います。しかし、「セックスをしなくてもつながりを感じられている」カップルのほとんどは、他のカップル以上に相手に対して「家族愛」を感じているというのです。

これは、お互いの人間関係が深まった証拠でもあり、決して嫌いになったわけではないということ。セックスをしていない事をのぞいては理想的なカップル像と言えるのではないでしょうか。

セックスレスでもOKなワケ2「守りたい想いの表れ」

セックスというのは「相手を愛する」という気持ちを表現する素晴らしい行為。その証拠に、ヒトのセックスには正常位や騎乗位など様々な体位があり、交尾というより「愛し合う」という要素が重要視されています。

その一方、「いけないこと」という後ろめたさも心のどこかで感じている男性が多いよう。セックスをオープンなものと考えている日本人は、まだ多くはありません。例えば、家庭の団欒の場でテレビにベッドシーンが流れれば、親はチャンネルを変えることが多いでしょう。そういった環境で育てば、自然と「セックスは悪いことなんだ」と認識してしまいます。つまり相手を愛おしいと思い、守りたいという家族愛が強くなるほど、後ろめたい行為であるセックスをしづらくなってしまうのです。

さらにセックスは、女性にとってリスクや負担が高いもの。相手を大切に思うあまり、それを避けようとする男性心理も働くのかもしれません。

とはいっても、性欲がなくならない限りセックスレスは男女ともに辛いもの。しかし浮気などの心配がないのであれば、必要以上に思い悩まず「セックスレスは悪くない」と認識しておくと、心に少し余裕が出来るかもしれませんね。