エッチの時「マグロ状態」どこまで許せる?
セックス中に無反応で動かない女性を揶揄する表現として使われる「マグロ女子」。当然ながら、世の男性からの評判はよくありません。
自分は大丈夫だろう……と思っていても、しばらくセックスをしていなかったり、セックスがマンネリ気味になっていたりすると、意外と「マグロ状態」に陥りやすいもの。そこで今回は、男性たちに「彼女のマグロ」について許せるボーダーラインを聞いてみました。
せめて表情や声でリアクションがほしい
「声ぐらいは出してほしい。たまに演技でもいいから感じてるフリをしてくれって思うほど、声を出さない女がいる」(34歳/マスコミ)
「息を荒めたり、体をびくっとさせたりしてるのに、顔をみたら無表情で怖かった。演技するなら、もう少し分からないようにしてほしい」(31歳/研究職)
男性の多くは女性が喜ぶ姿を見たくて、頑張って愛撫をしています。無理して演技をする必要はありませんが、せめて声や表情でムード作りをしてあげるのは必要かも。
感じているフリをしているうちに、エッチな気分になってきて濡れやすくなるという女性もいるので、自分の快感をアップさせるためにもセクシーなあえぎ声や表情を研究してみましょう。
正常位でもいいから腰を動かして
「騎乗位でいやらしく腰をくねらせて、とまでは言わないけれど、入れてるときは、ある程度、体や腰を動かしてほしい。そうしないとこっちも盛り上がらない」(26歳/IT)
「元カノは最後までマグロだった。挿入のときも足をピンと伸ばしたまま、寝転がっているだけ。毎回自分が足を持ち上げて入れるという感じだったので、人形とセックスしている気分で萎えた」(32歳/編集者)
前戯でおとなしいのは許せても、最後まで動かないのはダメという声も目立ちました。女性のなかには挿入で腰を動かすのが苦手という人もいますよね。
その場合は、いきなり男性の上に乗って主導権を握ろうとせずに、正常位の状態で下から腰を持ち上げるようにして、男性の動きにあわせてピストン運動をしてみましょう。膣の中でペニスが擦れると気持ちいいポイントを探すように動くようにすると、新たな性感帯の発見にもつながりますよ。
一方的な奉仕はテンションが急降下
「たまには自分からフェラしたり、体に触ったりしてほしい。男が与えるだけのセックスは、一方通行でつまらない」(30歳/金融)
「僕の彼女は、フェラして、とお願いするまでしてくれない。正直、悲しい。それで時間が短かったり、嫌々されたりすると傷つく」(27歳/飲食)
いくら女性を喜ばせたいと思っていても、一方的な奉仕が続くとマンネリしてしまいますし、自然とセックスへのモチベーションも下がってしまうもの。
セックスはお互いに快感を与えあえる関係が理想です。彼のやさしさに甘え過ぎて、「与える努力」を怠っていないか、今一度見直してみましょう。
「相手に喜んでほしい」、「二人で気持ちよくなりたい」という気持ちを持てば、自然とセックスにも積極的になれます。今回当てはまる項目があった人は、彼のやる気が失われる前に、改善してみてくださいね。
1988年生まれ。セックスライター。女性のオナニー研究家。女性目線でセックスの楽しみ方を綴ったブログ「PINKY」は50万PV/月を獲得している。オナニーをこよなく愛し、赤裸々な体験談をつづったコラムが、多くの女性から支持を集めている。
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