イって終わりは古い!?愛を深める「タントラヨガ・セックス」とは
性交痛を感じる人やオーガズムがどんなものかわからないという人は、セックスに対しちょっと身構えてしまいますよね。しかし、セックスは彼との愛を深める行為。できればセックスを楽しい時間に変えたいものです。
突然ですが、8時間連続でオーガズムを得ることが可能という「タントラ・ヨガセックス」をご存知でしょうか。タントラ・ヨガセックスは、決して射精だけを目的としているのではなく、お互いを知り敬うことで性生活はもちろん、パートナーとの日常生活の質を向上させることにあります。
今回は、セックスの悩みを解決し、深い快楽を得られる「タントラ・ヨガセックス」についてお話していきます。
そもそもタントラ・ヨガセックスとは?
人間の意識は外からの情報をキャッチできるように常に外を向いていますが、ヨガはポーズと呼吸で自分の内側に意識を向け、なりたい自分に内側から変化していくというもの。
ヨガには多くの種類がありますが、タントラ・ヨガは「本当の幸福は心身ともに満たされることで得られる」という考えのヨガです。
チャクラと呼ばれる体の中のエネルギーの出入り口を意識することで、どんな環境にも適応できる心身を作り出すことを目的としていますので、これをセックスに応用すると、体の緊張を解きほぐし自分の中の快楽を呼び覚ますことができるようになります。
タントラ・ヨガセックスのメリット
タントラ・ヨガセックスを取り入れることで、女性が得られるメリットは数多くあります。 女性は何度もイクことができ、タントラ・ヨガを極めれば8時間連続でオーガズムを感じることができるとも言われています。
また、オーガズムに達すると「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンの分泌量が増加します。オキシトシンの分泌量が多いほど性格や情熱、社交性などに良い影響を与えるため、深いオーガズムは実はストレスやうつ症状にも効果があるのです。
もちろんセックスに対するネガディブな気持ちも消えるので、パートナーとの絆を深めることにも役立ちます。
タントラ・ヨガセックスの方法
タントラ・ヨガセックスは、まずキスから始めましょう。ほんの少しだけ唇を開き、優しさをもってゆっくりと行います。そして、この時ポイントとなるのが「呼吸の調和」。お互いの呼吸が揃うよう意識するのが、タントラ・ヨガセックスのコツです。
また、タントラ・ヨガセックスではエネルギーが出入りするポイントであるチャクラを意識することが大切。次に、二人がよりリラックスできるよう、この7大チャクラを5分間、お互いに優しく刺激してみましょう。チャクラの中でも、肛門と性器の間、下腹部、へそ、胸の中心、のど、眉間、頭頂部にあるチャクラは「7大チャクラ」と呼ばれ、主要なものとして考えられています。
そして、タントラ・ヨガセックスの醍醐味、最後のポイントは、絶頂を迎えそうになったら一度我慢すること。この時も見つめ合い、お互いのエネルギーを交換するイメージでゆっくりと呼吸してください。愛情とエネルギーが伝わり合い、心が繋がることで、二人の絆がより深まっていくのを感じてくださいね。
またセックスの間もこのチャクラを意識して、刺激を与えたりお互いに触れ合ったりしましょう。お互いのチャクラを合わせることで二人のエネルギーが循環し、肉体的にも精神的にも満たされていきます。
タントラ・ヨガセックスのポーズ
タントラ・ヨガセックスには、より深い快感を得るために是非とも取り入れるべきポーズがあります。今回はその代表的な二つのポーズをご紹介していきます。
1.コブラのポーズ
まずは正常位のポーズから。タントラ・ヨガセックスでの正常位では、男性は肘で上半身を持ち上げ、コブラのポーズを取ります。普通のセックスなら、ここで抜き差しばかりに気がいきがちですが、タントラ・ヨガセックスはひと味違います。
このポーズで重要なのは、あまり体を動かさないこと。男性は体をロックした状態で、上下に擦り付けるようにしたり、腰で円を描くように回転させたりします。そうすることでGスポットやクリトリスへの刺激が増し、女性の満足度が格段に上がると言われています。
2.犬のポーズ
これはバックの際のポーズ。バックからする時は、四つん這いになって手で体重を支えるのではなく、枕やクッションを置いた上にお腹を乗せて腹這いになった状態で、後ろから挿入してもらいます。
そうすることで、二人のチャクラが合わさり、リラックス効果を実感することができるんだとか。振り返ってアイコンタクトを取ると、より一体感が生まれ、二人の関係もさらに親密になっていくはずです。
タントラ・ヨガセックスには様々なポーズがありますが、セックスに関してはチャクラを意識することが重要。目を閉じてゆっくりと呼吸し、自分のことや相手のことを想いながら意識を重ね合わせてみてください。
二人のエネルギーをチャクラから循環させているという認識で、まずは7大チャクラに関連のある部位を積極的に刺激することからチャレンジしてみましょう!