万国共通?アジア女性が「イッたフリ」する理由【世界セックス事情】
友人同士の間でも、互いのセックスに関しておおっぴらにする人は少ないでしょう。日本では「性=恥ずかしいもの」として隠されがちですが、男女の関係として無視できないものでもあります。
そんなセックス事情、国によっても様々な特徴があるようです。海外の健康情報誌「Woman's Health」にて、気になるアンケートが掲載されていましたのでご紹介します。
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今までの経験人数「国別」ランキング
まずは、今まで経験した人数の平均。男性ではブラジルが10人で1位、フランスとギリシャが共に9人で2位という結果になりました。陽気なイメージを持っている国がランクインをしていますが、やはり性に対しても開放的なのかもしれません。
次に女性の場合。9人でイギリスが1位。次いでオーストラリアとアメリカが8人で2位、スペインが7人で3位という結果になっています。
上位にランクインしている国は欧米圏がほとんどで、だいたい10人前後となっています。ちなみにアジア圏では中国が平均4人で4位にランクインしています。中国は男性はランクインしていないので、女性のほうが積極的といえるのかもしれません。
対してインドネシア、ベトナムは平均1人と控えめです。全体的にアジア圏は経験人数が少ない傾向にあり、文化や性に対する考え方が、欧米圏とアジア圏では異なっているのかもしれませんね。
女性の1週間あたりのセックス回数は?
続いては、女性が1週間あたり、何度セックスをするのかという質問に対する回答。
1位はインドの3.54回。1週間に3回以上ということは、ほぼ2日に1度のペースとなります。インドの18歳~39歳の年齢層は、女性より男性の方が多いと言われています。よって、女性の1週間あたりのセックスの平均回数が多いのは「相手を選べる立場にあるため」ではないか、という仮説もありますが、さだかではありません。
また、国全体の人口で見てみると15歳~30歳の間の若い年齢が最も多いよう。結婚もみな早い時期にする傾向があるので、夫婦でセックスする平均回数も多いのかもしれませんね。
な、なぜ!?女性がイッたフリをする国は?
セックスで一番盛り上がるポイント、オーガズム。男性のフィニッシュのタイミングに合わせて、一緒にイクことができれば幸せですし、相手にも喜ばれます。
しかし、一緒にイクのはなかなか難しいもの。そんなとき、男性に合わせてイったフリをしてあげる女性も多いのではないでしょうか。これも、国によって違いがありそうです。
アンケートで見てみると、イッたフリをする女性が多い国は1位インド、2位フィリピン、3位ベトナムといった結果に。
女性のセックス回数が多いインドですが、男性に合わせてあげている女性も多いということがわかりました。女性が男性を立てるという風潮が残るアジア圏。セックスにおいても男性に気を遣って、イッたフリをする女性が多いようですね。
ごまかしはダメ?女性がイッたフリをしない国
逆に女性がイッたふりをしない国は、1位オランダ、2位ポーランド、3位イギリスという結果になりました。ちなみに、4位はドイツ、5位はオーストリアとヨーロッパの国名が並びます。
イッたフリをするかしないかでは、アジア圏とヨーロッパ圏では考え方に大きな差があるということが分かりました。アジア圏の女性が、セックス中も男性を立てているという事実に比べ、ヨーロッパの女性は自分の気持ちに素直なもの。男性に対してオーガズムのタイミングを合わせる、ということに意味を感じないのかもしれません。
そもそもなぜイッたフリをするの?
なんとなく男性に合わせて「イッたふり」をしてしまう女性も多いと思いますが、なぜそんなことをしてしまうのでしょうか。
とあるアンケートによると、日本人女性のおよそ6割が「イッたふりをしたことがある」と回答。その理由としては「相手に悪いから」52.8%、「早く終わらせたいから」29.3%、「自分の気持ちを盛り上げるため」16.7%と続きました。
海外の国の女性がなぜイッたフリをするのか、という理由はわかりません。しかし、日本の場合は男性を立てる、という意味ではなく「早く終わらせたい」と考えている人が3割もいることから、セックスに対してノリ気じゃない女性が多いということが分かりました。
イッたフリをしているということは、自分が満足できていない証拠。「相手もイッたら、自分もイかなければいけない」という概念から、イッたフリをしてしまう人もいるかと思いますが、その状況が続けば「どうせ気持ちよくなれないのだから、セックスなんて面倒」と思い、「早く終わってほしい……」と感じてしまうのかもしれません。
そんなセックスを続けていては、いずれセックスレスになってしまうことも。そうならないためにも、「まだイけてない」と正直に伝え、イクまで愛撫をしてもらったり、2回戦目をおねだりしてみましょう。
嘘をつかず、きちんと自分の気持ちを伝えることで、きっとお互いに満足のいくセックスができるのではないでしょうか。