ペニスも老化する！彼がEDになったらどう対処すべき？

中高年の病気とされているED（勃起不全）。実は近年、「若年性ED」といって、20～30代男性のEDが増えているそうです。

これは女性にとっても深刻な問題。もし彼氏が急に反応しなくなった場合、どう対処すればいいのでしょうか。

アラサー男子の4人に1人がEDで悩んでる

EDの定義は、自分および相手を満足させるための勃起が十分に得られないことを指します。つまり、マスターベーションができても、セックスで相手を満足させるだけの勃起に至らない場合は、ED予備軍。挿入はできても途中で萎えてしまう“中折れ”などもEDに含まれます。

浜松町第一クリニックでは、EDの初診数構成比率を年齢別で公開しています。それによると、EDが気になり始める世代は、40代が最も多く、全体の3人に1人の割合を占めています。次に多かったのが、30代で23.4％でした。

30代を過ぎれば、4人に1人が「ちゃんと勃起するだろうか」と悩んでいるということになりますね。

使わないとペニスも老化する

かなり多くの人が悩んでいるED問題。「年齢を重ねれば精力が衰えるのはしょうがないこと」とあきらめるのはまだ早いです。

むしろ重要なのは、ED発症後の性生活を真剣に考えること。「どうせできないんだし、いいや」とセックスから遠ざかってしまうと、EDはさらに進行していく可能性が高いのです。

ここで勃起の仕組みをおさらいしておきましょう。ペニスは、海綿体に血液が流れ込むことで膨張します。しかし、加齢とともに血管が委縮すると、勃起しにくくなることがあります。

老化を食い止めるには、毎日勃起をさせること。つまり、いくつになってもセックスを欠かさない生活をすることが大切なのです。

EDで悩んだらまずは病院へ

もし彼のモノが勃たなくなってしまったら、女性は優しく受け入れてあげましょう。そして泌尿器科や専門の医院で相談をして、適切な治療に取り組むことが大切です。

最近はEDの治療薬もいろいろと開発されていて、その効果は7割の人に有効とも言われています。

パートナーのプレッシャーにならない程度に、「よかったら一緒に行ってみない？」と診察を促してみるのもアリ。

今は問題なくセックスをできていたとしても、EDは基本的にどんなカップルにも起こり得る病気です。あまりネガティブに考え過ぎず、話し合ってみるといいでしょう。