セックスを楽しめるのは30代から!性欲と年齢関係について
「20代の頃は、人と比べて性欲は少ない方だと思っていたのに、最近ものすごく性欲が強くなってビックリ!」というアラサー女性の声をよく聞きます。
急に盛りがついたようにセックスをしたくなると、自分の性欲とどう付き合ったらいいのかわからないという女子もいるでしょう。なぜ女性は年齢を重ねると性欲が増すのでしょうか。
女の盛りは30代から。男の盛りは10代後半
人間の性欲は、男性ホルモンが支配していると言われています。女性の場合は、卵巣と副腎から分泌され、この分泌が高まることで性欲も強くなります。
女性の男性ホルモン分泌のピークは、30代~40代ぐらい。そのため「年齢を重ねるごとに性欲が強くなった気がする」とアラサー女性が感じるのは、人間の生理として自然なことなのです。
また、女性の性欲は月経周期にも影響されています。月経の前には女性ホルモンの分泌量が急激に低下する一方で、男性ホルモンの量は一定のまま。相対的に男性ホルモンが勝ち、性欲もうなぎのぼりに。
一方で、男性の性欲のピークは、10代後半。残念ながら、女性のピークとかなりずれているので、アラサーを過ぎたカップルの性事情をのぞいてみると、「もう彼は最近全然元気がない!」といった欲求不満を抱えるケースが多く見受けられるというわけです。
アラサーを過ぎると感度も鋭くなる!
また女性は、年齢を重ねると性に開放的になる傾向があり、感度もあがることから、セックスへの欲求を高まると言われています。
アメリカの研究機関によると、「直近でセックスをしたとき、イクことができたか」という質問に対して、イエスと答えた割合は、18歳~24歳の女性で61%、30代では65%、40代と50代では約70%。年齢とオーガズムの到達率が比例していることが明らかになっています。
さらにセックスによって得られる男女の快感を比較してみると、オーガズムに達している際に脳にあらわれる「シータ波」は、女性が男性の約10倍も範囲が広いと言われています。女性のオーガズムの快感をそのまま男性の脳に伝えたら、男性はショック死しかねないと言われるほど、女性はセックスで強い快感を得ているのです。
まさにオーガズムこそがアラサー女性をセックス中毒にしているといっても過言ではないでしょう。
性欲と年齢の関係だけみると、セックスレスや不倫が起こりやすい理由がよく分かります。これから結婚や出産を考える際には、相手の男性が「性的能力」にも注目して、選んでいった方がいいかもしれません。
1988年生まれ。セックスライター。女性のオナニー研究家。女性目線でセックスの楽しみ方を綴ったブログ「PINKY」は50万PV/月を獲得している。オナニーをこよなく愛し、赤裸々な体験談をつづったコラムが、多くの女性から支持を集めている。
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