テレビでも話題!「チクニー」の気になる実態とカンタン開発法
以前、NHKの朝のニュース番組にて、「子どもがインターネットで過激なエッチサイトを見ている」という内容の性に関する特集が放映されました。母親によると、息子が「チクニー」についてネットで執拗に検索していると告白。それと同時に「乳首オナニー(チクニー)」という言葉がずらずらと画面に映し出されました。
当時はYahoo!の「話題なう」で人気ワード1位を獲得するなどネットを賑わせましたが、まだまだ聞き慣れない言葉「チクニー」。若者の間では浸透しているかのように紹介されていましたが、実際にやっている人はいるのでしょうか。実態に迫ってみました。
経験者に聞いた「チクニーってぶっちゃけどう?」
そもそもチクニーとは、性器ではなく乳首を刺激して気持ちよくなるオナニーの方法。利き手で性器を刺激しながら、空いた手で乳首をつまむ場合もあります。
指で優しくつまんだり擦ったりと異性とのセックスに似た刺激を加えるのが一般的ですが、なかには「痛みがたまらない」という性癖の持ち主もいるようで、いきなりクリップや洗濯ばさみなどで、乳首をつまんだまま、性器を刺激して絶頂に達する人もいるとのこと。
まわりの女性に聞いて見ると、意外にもチクニーを実践している人が多く見受けられました。
「普通のオナニーでは物足りない日に、自分で乳首をつまむことがある。オーガズムにむかってじわじわと快感が高まるので、いつもより感じることができる」(28歳/美容師)
「彼氏とセックスしたときにローターを乳首に当てられてすごく気持ちよかったので、それ以来1人でするときも乳首を触ることが多くなった」(26歳/秘書)
「元々オナニーに抵抗があったのですが、これなら苦手意識がある人でも試しやすいはず。ひとりエッチがマンネリ化しているという女性にオススメです」(30歳/会社員)
など、わりと一般的なプレイとして楽しんでいる人が多い模様。
経験者の話によると、「チクニーは、通常のオナニーよりも長く深いオーガズムが体感できる」とのこと。極めてみる価値がありそうです。
早速やってみよう!「簡単チクニーテク」
ここからはもう少し具体的に、「チクニー」のやり方をご紹介していきます。
基本的にチクニーのやり方は、指で触るか、大人のオモチャを使ってするかの2パターン。乳首をあまり触ったことがないという女性は、初めは洋服の上から触ってみましょう。まずは、ブラジャーを外し、薄い生地の洋服を着て、指で乳首を引っかくように動かし刺激してみてください。
これでは物足りないという人や、チクニーを普段から取り入れているという人は、ブラジャーを外し、直接触ってみましょう。ですが、この際一つ注意点が。乳首は非常にデリケートな場所。力を入れすぎると皮が剥けたり、傷付いてしまう可能性があります。
最初はなかなか感じられない場合も多く、乳首に強い刺激を与えてチクニーしてしまう人もいますが、ここは焦らず、優しく触ることを心掛けましょう。最低でも1~2日は間隔をあけ、適度な頻度で行うことも大切です。
あとは人それぞれ、自分が気持ち良いと感じる触り方で良いのですが、「乳首をつまんで勃起。その後、優しく30〜60秒くらい乳首を回す要領で弄り、10秒くらい休憩。そしてまた弄り、休憩」を繰り返すとイキやすいと言われています。
これだけでも十分気持ち良さを感じることができるはずですが、さらに感度を高めるには、想像力を働かせることも大切。「彼に触られている」と妄想することでより興奮が高まり、気持ちよさが倍増しますよ。
また、ローションを使うのもコツの一つ。舐められているような感覚を味わうことができるので、慣れてきたら取り入れてみてくださいね。
男の隠れ性感帯という声も!さっそく開発すべし
乳首は男女共通の珍しい性感帯であるのをご存知ですか?乳首を刺激されて感じるのは女性だけというイメージがありますが、近年は男性でもチクニーを好む人が増えているらしいんです。
乳首専用のアダルトグッズも販売され、おもちゃを乳首に装着した上からスポーツブラをつけて、チクニーを楽しむ男性もいるのだとか。
人の性癖は好き好きですが、自分の恋人が乳首で「あんあん」感じている姿を想像すると、なんとも言えない微妙な気持ちになるという女性も多いはず……。ですが、アダルトグッズを販売しているメーカーによると、「チクニーは、いつもしているオナニーとは比べられないほどの快感。乳首を弄るだけで絶頂に達してしまい、ペニスに触れることなく射精まで至る男性もいる」とのこと。
チクニーを極めるとオナニーの幅が広がって、より良い快感を味わうことが出来るようになると言われています。Mっ気の強い女性や、「ひとりエッチのバリエーションを増やしたい」とお考えの女性には特にオススメです。
ペニスを超える快感とは……!?知れば知るほど奥が深い「チクニー」。普段のセックスやオナニーに取り入れて、底知れぬ快感に溺れてみるのもいいかもしれません。是非一度試してみてくださいね。
1988年生まれ。セックスライター。女性のオナニー研究家。女性目線でセックスの楽しみ方を綴ったブログ「PINKY」は50万PV/月を獲得している。オナニーをこよなく愛し、赤裸々な体験談をつづったコラムが、多くの女性から支持を集めている。
>> article