恋人と一緒に寝ると睡眠の質が高まる米研究！アラサー女子たちの見解は？

好きな人ができると、おのずと一緒に寝る機会も増えてきますよね。すでに同棲中の女子であれば、彼と同じベッドで寝ているという方も多いのではないでしょうか。

そんな恋人との夜の過ごし方ですが、実は好きな人と一緒に寝ると眠りの質が良くなるってご存じでしたか？

今回は、そんな恋人との睡眠にまつわる新事実として、こんな興味深い研究が米大より発表されていますのでご紹介しましょう。

恋人と一緒に寝たいと思うのは、「好きだから」だけじゃない！？

研究発表したのは、ピッツバーグ大学の精神医学・心理学准教授のWendy M.Troxel博士。

なんでも現在恋人がいない女性、もしくは恋人ができたばかりの女性と比べて、恋人と長く安定した関係を持っている女性は寝つきがいいことが判明。さらに、夜中に目が覚める割合も少ないことがわかっており、恋人と睡眠は密接な関係があると提言しています。

その理由について、同氏いわく「良質な関係にあるパートナーと一緒に寝ることは、ストレスホルモンのひとつである“コルチゾール”のレベルを下げる作用がある。また、“炎症性サイトカイン”を減少させ、通称“愛情ホルモン”と呼ばれる“オキシトシン”が活性化することでオキシトシンは不安を和らげ、睡眠パターンを管理する作用がある」と説明。

要はこの条件に当てはまるのが“恋人との付き合いが長い女性”であることから、いわば子供時代の家族と一緒に寝る感覚に近いのかもしれません。信頼できる恋人に安心感を感じることで、おのずと眠りにつくのも早いということではないでしょうか。

恋人と一緒に寝ることについて、女子たちの見解は？

では実際のところはどうなのでしょう？これらの研究を踏まえて、世の女子たちに恋人との睡眠について意見を集ってみました。

「私は当てはまると思いますよ。かれこれ彼と付き合って3年になりますけど、同じベッドで寝るのは当たり前なので。それにすれ違いを防ぐためにも、寝る前に1日の出来事を彼に話せるのはとても貴重な時間。お互い仕事が忙しいので、この時間があるかないかで寝つきが大きく変わってきます」（28歳／営業）

一緒のベッドで寝ることで会話が増えるのは、たしかに良さそう。彼に話すことで不安が解消されるのであれば、睡眠にもいい効果をもたらしそうですね。

「付き合って2年目になる彼と同棲中ですが、彼のいびきがうるさいので私は逆にストレスです。付き合い始めは気にならなかったんですが、なんの遠慮もなしに『ガーガー』いびきをかいて寝られるとイライラしちゃって……。あと彼の加齢臭も気になるので、うちは寝室別々ですよ」（31歳／プランナー）

旦那のいびきと体臭がイヤになって、部屋を別々にする夫婦は多いですよね。どうやら恋人関係にも同じことが当てはまるようです。

付き合い始めのころは、彼のことが好きだから。少しでも彼の側に居たいから、という理由で一緒に寝るという女性は多いかもしれません。ですが、実際のところは彼との愛情を深めるために。そして、眠りの質を少しでも高めるために人間の本能がそうさせるのかも。あなたなら好きな人との睡眠について、どう考えるでしょうか？

【参考】この研究結果を知れば、今日からはパートナーとベッドを一緒にしたくなる（MSNニュース）