ナマ本番OK?実は真面目?オンナの知らない風俗業界
前回、性感染症のリスクについてお伝えしました。風俗の世界に身をおいていた私は、当然リスキーな世界にいたわけです。風俗嬢は、「性愛の時間」をお客様に買っていただくお仕事。
そこは、ドキドキ、ワクワク、大人の遊園地でなければいけません。感染しない、させない、ということを基本サービスと思って行動していました。今夜は女性の知らない風俗業界の裏側をコッソリお話します。
ぶっちゃけ、稼げます、ノースキン!?
ソープランドのお話です。本番行為のあるソープランドでは、コンドーム着用が当然! と思いきや……「ノースキン」といってコンドームを着けずにサービスするシステムがあります。※全てのお店にあるわけではありません。
高級店になると、「即即」「即尺」と言って、シャワーを浴びずにすぐプレイをするのが基本サービス。当然、生で……。これができる女性は、男性にとって女神です。が、やはりものすごくリスキーなことです。
私は、ソープランドでは働いたことはないけれど、社会見学だと思って面接に行ったことがあります。そこで、ノースキンを勧められました。「衛生管理は万全ですし、ぶっちゃけ、稼げますよ!」それが、面接担当者さんのコメント。
いやぁ、怖いです! ノースキンを勧める方の知識と意識の低さに、愕然として帰宅しました。もしも、ソープで働く場合は、ノースキンに「ノー!」と言いましょう。
病気を持ってると痛くなる魔法のボディソープがある!?
「グリンス」という名前の薬用洗浄剤があります。
これで男性のペニスを洗うと、性感染症の方はペニスが痛くなるという魔法のボディソープ。見た目ではわからない感染もあるので、プレイの前には必ずこれで洗ってあげて、様子をチェックします。痛がったら、プレイ中断も可能です。病気の方はNGだから。
しかし、感染を防ぎながらプレイする場合もあります。お客様を嫌な気持ちにさせないように、細心の注意も払いつつ……。この場合、フェラは、ゴムを着用しないとできません。
たとえコンドームを着けたとしても、生でフェラをしたら喉に感染することがあるからです。
「あれ? ペニスが何か変だなー」と思ったら、「喉の風邪引いちゃってごめんね」などとかわします。
感染症の定期チェックは真面目にシッカリ!
業種にもよりますが、性感染症の検診にはうるさいお店が多いです。毎月の検診を義務化しているお店もあるくらいです。また、自分で粘膜をチェックできるキットがあって、専門機関に郵送して検査してくれるお店もあります。
感染していた場合、すぐに休業して治療に専念し、お店には出られません。期日までに検診に行ってないと、出勤できないお店もありました。風俗業界、このあたりは、意外としっかりしています!
紳士はゴム付のフェラがお好き?
ヘルスサービスのお店(本番行為を除いたプレイをする店)で、フェラのときもスキン着用のお店がありました。お客様によっては、「え? フェラは生でないと……!」という方もいたけど、ほとんどの方には「ゴムを着けてて安心!」と言われました。
病気が怖いのは、男性も同じ。特に、社会的地位の高い紳士に多かったです。また、性行為のないエステサービスのお店も人気があります。過激なハードサービスだけが人気のわけではないようです。
今夜の風俗の秘密のお話…いかがでしたか? 活用できることは、どうぞラブタイムにいかしてくださいね。貴女の安心ラブタイムを応援しています。