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セックスの質UP!セッティングのマナー

セックスをする環境によって、セックスの良し悪しは変わります。 壁が薄い部屋では声が周囲に筒抜けにならないかとヒヤヒヤし、不潔なベッドでは気持ちいいと感じるどころではなくなってしまいます。

また、携帯や家族に邪魔をされてしまう場合も。セックスの前は、ハリきって環境の準備をしたほうがいいのでは? 今日はセックスのセッティングのマナーについてお話しましょう。

セックスの前にチェックしておきたいこと

安心してセックスを楽しむために、自分でできる準備は以下です。


1:清潔なシーツ  自分の部屋に初めて彼をまねくならば、お洗濯のしてある清潔なシーツを用意したいもの。相手の為でもあるけれど、なにより「自分」が余計な心配をせずに、セックスに集中できます。万が一、洗濯を忘れていても“好きな人の体臭はたまらん!”という人は多いのであまり気にしないように。そんなときは、シーツの上に肌触りのいいバスタオルなどを敷いてみては?

2:携帯をOFF  いい雰囲気のときに、ゴキゲンな着信音が! で、興ざめしてしまったことはありませんか? バイブレーションにしておいても、やはり気になってしまうものです。思いきって最初から電源OFFにしておいたほうが、リラックス感もアップ! 相手を気遣うマナーでもあります。

3:室温  女性の下半身の潤いは体温と関係しています。膣壁からの愛液は、血液が姿を変えて染み出たもの。たっぷり潤うためには血流の良さが関係し、そのためにはカラダが冷えていては×です。寒さを感じない室温に設定しましょう。

 
4:照明  男性は「視覚で満足」したくて部屋を明るくしたがり、女性は「ハズかしい」から薄暗い明かりを好む傾向にあります。

つけるか、つけないかを争う「照明バトル」に発展させないために、さらっと先に、自分が許せる範囲の「やや明るめ」に設定しちゃいましょう。

困った環境を味方にするセッティング術

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>前半は、セッティングのキホンを紹介しました。 しかしセックスをするときは、自分でセッティングできる環境ばかりではありませんし、冒頭で挙げたように劣悪な環境の場合もあります。後半では、困った環境をのり切るセッティング術を紹介します。

●壁が薄い  壁が薄くて声が筒抜け! という環境なら、「声を出しては負けゲーム」がイイ感じ。愛撫されたとき声を出した方が負けというゲームで、負けたら「1日言うことを聞く」「ご飯をおごる」などのバツゲーム付き。「壁が薄い」という難点だと思っていたことが、興奮の材料に早変わり♪ 負けるときは声を出すことになりますので、一瞬くらいは出しても大丈夫な環境である場合に有効です。

●寒い エアコンが壊れていたり、野外だったりで寒い場合。いっそ「上着は脱がない」と決めてみては? 下だけ脱いだ姿って妙にヒワイで、乱暴に扱われている感がやけにゾクゾクしてしまって、逆にコーフンしちゃうという方も……。

●部屋が汚い  彼の部屋が、「どうやったらこんなに散らかるの!?」というくらい汚い場合。そんなときは「部室プレイ」を。彼の部屋を学校の部室だと設定するのです。先輩と後輩役になりきって「先輩のことずっと好きでした」などと、シチュエーションプレイを楽しんではいかがでしょう。

●電気を消すと真っ暗  電気を消すと真っ暗で見えない。つけると蛍光灯の明かりが白々しい。どっちにしても「燃えない」ならば、明るくしてアイマスクを利用するのも手。順番でアイマスクをつけて、アイマスクをつけた側が愛撫をされます。攻める側にとっては、相手の反応がよく見えてドキドキ。

以上は困った環境を整えるセッティング術のほんの一部です。「イヤだな~」と思う環境って、セッティング次第でセックスを盛り上げる要素に早変わりするものだったんですね。いろいろ工夫してみてください。

前半のキホンのセッティングって、料理でいうところの「下ごしらえ」、後半のシチュエーションのセッティングは、料理でいうところの「残り物活用レシピ」に似ていると思いませんか?

夜のセッティング美人を目指すなら、「下ごしらえ」と「残り活用レシピ」ができる女、いわゆる「料理上手な女性」をイメージして臨機応変さを身に着けてイキましょ♪ 

そのためには、レディコミ、ロマンス小説、エロティックな映画や本などを時々チェックしておくといいでしょう。料理上手な人だって、最初は「レシピ本」を参考にしているはずだもの。いろんなバリエを知って、自分流のセックスを編み出してみてくださいね。

ピンク先生
ロマンスライター。女性誌のセックス特集を中心に、セックスに関する記事や書籍を企画・制作。著書に『夜のマナーブック~誰も教えてくれなかったベッドのお作法~』(祥伝社)など多数。性を語る「セクシャルセンスアップヒーリング会」も主宰。 >> article
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