「痛い」「気持ちよくない・・」を彼に傷つけずに伝えるには?
女性のセックスの悩みで一番多いのは、「セックスが痛い」ということだというのは、 前にお伝えした通りです。(挿入時の痛みをなくして「気持ちいいセックス」を楽しむ4つの方法)
そしてそこで解決に重要となってくるのが、パートナーに協力してもらうことですが、これを伝えるのがまた、相手を傷つけまいとする女性にとって、簡単ではないのです。
男心は予想以上にガラスのハート
「痛いんだけど……」こう伝えるとほとんどの男性は傷つき、萎えてしまいます。
何故ならセックスが下手、痛い、セックスで女性を喜ばせてあげられないというのは、男として自分は十分な価値がないと受け取ってしまうから。
仮に表にださなくても、心では傷ついている場合も多いのです。
伝えることは何より大事ですが、「お互いがよりよい、愛に溢れたセックスをする」ことが目的なので、 「もっと優しいほうが気持ちいいな」「もっと宝物みたいにそっと触って欲しいの」と、あくまで「愛に溢れた」伝え方をしてあげてくださいね。
言葉は異性には伝わりづらい伝達手段
痛いということを伝えても、なかなか改善しないケースが多々あります。女性からしたら「何回も伝えてるのにどうしてわかってくれないの」とイライラしてしまうかもしれません。
それはもしかしたら、言葉の受け取り方に違いがあるのかもしれません。
コミュニケーションにおいて、言語能力では女性の方が脳の構造上男性より発達しています。そのため単純に言語での意思疎通では、女性では伝わることも男性では伝わらないことも多いのです。
「もっと優しくして欲しいな……」もしかしたら、パートナーにとっては「もっと優しくして」いるのかもしれません。逆にどのくらい優しくしたらいいのかわからなくて、それを聞けずにいるのかもしれません。
わかってくれないパートナーに腹を立てるのではなく、別の伝達手段を考えてみましょう。
カラダを使って傷つけずに伝える伝え方
たとえば一つの伝え方として、「して欲しいことをそのままやってみせること」があります。
優しく触って欲しいなら、まずパートナーの体を同じように触ってみてください。触って欲しい力の、さらに弱めた力でもいいかもしれません。
女性の方が男性より皮膚が薄いため敏感なことを考えると、そのくらいの強さの方がより、伝わりやすいと思います。
そこでパートナーは力の入れ具合を体感できますし、「優しく触られる方が気持ちいい」ということに、体を通して納得してくれれば最高です。「強い刺激=気持ちいい」というAV由来の考えを根底から覆すことで、一気にセックスも根底から変わってゆきますよ。