その演技、彼にバレバレかも?!女性が本当にイクとどうなるのか?
セックスのときに男性から「イってるの?」と聞かれて困ったことはありませんか。
女性の中にはイク感覚を「空を飛んでいるみたい」と表現する人もいますが、実はオーガズム未体験という人も多いですよね。
そこで今回は、オーガズムを迎えた女性の体に起こる変化についてお話をしていきます。
全身が汗ばんで、火照ってくる
男性と違って、女性の体はゆっくりと時間をかけて興奮します。だから、キスや愛撫をそこそこに5分足らずの前戯で挿入をするなんて、ありえない行為。
女性の性欲は、パートナーとの会話、愛撫、キスなどを経て、少しずつスイッチが入るものと心得て、セックス中の自分の体の変化に目をむけてみましょう。
まず、女性の体は興奮が高まるにつれて、発汗してきます。このとき骨盤は充血し、性器が濡れてきます。クリトリスがふっくらとしたり、全身が火照ってくると、絶頂にむかって快感指数が上昇しているサイン。
呼吸が増え、あえぎ声が変化する
オーガズムに達する前は、女性のあえぎ声にも変化が現れます。
AV女優のような、いわゆる典型的なあえぎ声が、自然に出るという女性もいますが、オーガズムにむけて興奮が高まっているときは、息遣いが荒くなり、嗚咽のような短いあえぎ声に変化します。
つまり、「あぁ~ん、イクイク~」と甲高い声を出すのは、演技ということ。経験豊富な男性には、ばれてしまうので注意が必要です。
膣の中が痙攣する
オーガズムが訪れると、膣のまわりの筋肉は小刻みに動き出します。その収縮は、なんと0.8秒に1回という高スピード。どんなに頑張ってちつトレをしても、この変化は演技では再現できない部分でしょう。
ちなみにこのときに性器の中をカメラで調べると、膣の筋肉が奥にしぼりあげられるように収縮し、子宮頚が下におりて子宮口が開き、掃除機のように男性から発射された精子を吸い上げるような動きをするそうです。
セックスの目的には「子作り」があるため、それを考えると、女性のオーガズムは優良な遺伝子を残すために進化したという仮説も納得ができますね。
全身が性感帯になる
オーガズム直後の女性の体は、とても敏感で、全身が性感帯になります。二の腕や背中を触られただけでも、ビクっと反応してしまうはず。
頭の中がスカっとして、全身の力が抜ける感覚が味わえます。オーガズムを迎えた後は、精神的にもリラックスできるので、すぐに眠くなってしまうという人も多いようです。
セックス中の自分の体の変化に目を向ければ、男性に「何をしてほしいのか」がおのずと分かってくるはず。自分のオーガズムのパターンをよく知り、前戯の内容や挿入のタイミングを工夫してみるといいでしょう。
参考文献:松村圭子「ずぼらちゃんのSEXバイブル」(SoftBank Creative・刊)
1988年生まれ。セックスライター。女性のオナニー研究家。女性目線でセックスの楽しみ方を綴ったブログ「PINKY」は50万PV/月を獲得している。オナニーをこよなく愛し、赤裸々な体験談をつづったコラムが、多くの女性から支持を集めている。
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