夫に年収600万円は望めない!?男の懐事情と女のホンネを徹底解剖
結婚を考える際、相手の 年収 ってどうしても避けられないポイントですよね。安定した仕事で、安定した給料を望む女性が多いのは、それだけ安心した結婚生活を求める女性が多いからのはず。
例えどんなに相手のことが好きでも、男性の経済力なくして結婚は考えられないものです。でも、果たして相手の 年収 ってどこまで求めるべきなのでしょうか?
今回は男性の 年収 事情について、世の中の女性たちのホンネをまとめてみました。
女性が希望する 年収 の男性はたった2割!?
まず世の中の女性は、結婚相手の男性にどのくらいの年収を求めているのでしょうか?株式会社宝島社が行った調査によると、女性の希望で最も多かったのは「600万円」で39.2%。続いて「こだわらない」と答えた女性が29.7%、「400万円以上」という答えが26.8%だったそうです。
ところが男性の実情を見てみると、最も多かったのは「200~400万円」で43.2%。続いて「200万円以下」が33.8%、「400~600万円」が19.5%でした。つまり、女性の求める年収の男性は、2割程度しかいないことが明らかになったというのです。
特に昨今は先行き不透明な時代。給料がなかなか上がらず、かといって物価は上がっていく一方……。そのため男性も自分の生活で手一杯、という人が少なくないのかもしれません。
男性が結婚を考える相手に共働きを希望することが多いのも、こうした背景があることを改めて実感できるのではないでしょうか?
結婚後の生活イメージで希望 年収 は変わる?
関連して、こんな調査結果も。株式会社IBJが男女809人に「スペック格差」について調査を行ったとのこと。
「自分より年収が下の男性は恋愛対象ですか?」という質問に「いいえ」と答えた女性は65%、「はい」と答えた女性は35%だったそうです。
答えの割合としては、納得の女性も多いでしょう。でも、筆者が気になったのは、回答者の女性たちの意見です。例えば「自分の年収がそこまで高くないので、それ以下だと生活できない」という意見。
特に地方住まいかどうか、職種によっては、まだまだ男女の年収格差は大きいもの。自分が稼げるなら相手の年収はこだわらないけど……。それが難しい場合、やはり相手の年収を気にしてしまう女性は少なくないのかもしれません。
ほかにも気になったのが「妊娠・出産後に仕事をセーブする時、相手の年収が低いと困る」という意見です。結婚しても仕事は続けるのかや、具体的に結婚、子どもを産む年齢をいつまでと決めている女性も多いのでは?それを考慮して、相手に望む年収を考えている女性も決して少なくないのかもしれません。
大切なのは「二人で」生活すること
ちなみに「はい」という意見で、納得感があったのが「お互いに生活に困らなければ問題ない」という意見です。よく男性が結婚できるかどうかは「年収300万円が壁」と言われることが多いですが。ふたりで共働きをすれば……と考えて、結婚に踏み切る男女も決して少なくないものです。
夫婦ふたりで協力して生活するのなら、男性も家事・育児に積極的に取り組む可能性が高く、この点は嬉しいポイントと言えるかもしれません。
いうなれば男性の経済状況によって、夫婦の形も大きく変わってきそうです。男性の経済状況を現実的に把握したうえで、どういう結婚生活を望むのか……。ちょっと考えてみると、男性に臨む年収についての考え方が変わってくるかもしれませんね。
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フリーランスライター。「AppWoman」「恋学」「ハウコレ」「愛カツ」「ラルーン」「ウレぴあ総研」「教えて!gooウォッチ」「マイナビニュース」など、女性向けWeb媒体を中心に恋愛、モテテクに関する記事を連載。読者目線を心掛けながら、男女にまつわる素朴な疑問を解決できるような記事作りをモットーにしている。
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