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「ビビビときた人」「条件が合う人」結婚したら幸せになれるのはどっち?

既婚者の女性からよく、「今のダンナに初めて会ったとき、ビビビときた」「その人だけ輝いて見えた」なんていう運命論を耳にします。いつかそんな「ビビビと来る相手」に出会えたら素敵ですが、実際初対面でビビビときても、その人の年収や職業などが自分の理想の条件じゃなかった……なんてこともきっとあるはず。一体どうすれば 幸せになれる のでしょうか。

今回は実際「ビビビときた人」か「条件が合う人」、どちらと結婚したほうが 幸せなれる のか、話を聞いてみました。

直観を大事にしたい「ビビビを信じる派」

まずは「ビビビを信じる派」の女性の意見から。

「やはり条件よりも、自分が一緒に居たいと思える相手じゃないと結婚生活もうまく行かないような気がします」(34歳/IT)

「相手のことを好きであれば、条件はどうでもよくなると思います」(29歳/保険)

「なんとなく、自分のなかで『この人と結婚する』って思った人と結婚して、うまく行っているから」(32歳/パート)

直観を大事にしたほうがいい、という「ビビビを信じる派」。条件云々よりも、まず自分が「好き」と思える気持ちが一番だと感じているそうです。

条件だけで結婚をしても、毎日の生活を共にする中で苦痛やストレスを感じるような相手では、円満な家庭は築き上げることができません。

人間は視覚だけでなく、嗅覚や聴覚、触覚などの情報から、「運命」を感じることが多いもの。自分の好きな匂いや好きな声の男性であれば、長く一緒に居ても苦痛ではないのかもしれませんね。

結婚は慎重に「条件重視派」

続いて、「条件を重視する派」という女性の意見。

「自分の直観なんて信じられません。過去に何度も『ビビビ』と来た人はいたけど、誰ともうまくはいかなかった」(28歳/保育士)

「今のダンナさんも、別に結婚するとは思っていませんでした。でも、今はケンカもすることなく、幸せな生活をしています」(30歳/アパレル)

「もし『ビビビ』ときても、生活力が低かったら結婚しないと思います」(31歳/広告代理店)

「直観」というのは、不確かなものでもあります。そんな目にも見えないものに頼って結婚を決めてしまうのは危険だ、と考えている人が女性には比較的多いようでした。

また、「今のダンナさんと、結婚するとは思っていなかった」という女性の意見として、最初は「お金を持っていそうだったから、最初はいろいろ買ってもらって、しばらくしたら別れようと思っていた」「職場に近いところに住んでいたから、なんとなく会うのが楽だった」という、男性が聞いたらショックを受けてしまいそうなエピソードも。

しかし、そういった条件がいいからといって付き合った相手でも、相手の本当の良いところを好きになれれば、幸せな結婚生活を送れるのではないでしょうか。

幸せになれる 男性は「直観」がすべて!?

幸せになれる

では男性は、どのように結婚相手を選んでいるのでしょうか。

「自分は、直観でしか選ばないと思います。その女性がどんなに家事ができなくても、直観で『いい』と思ったらなんとしてでも結婚したい」(31歳/営業)

「よく女性向けのウェブサイトなどを見ると、『料理ができる女になれ』『結婚できる女は気遣いができる女』とかいろいろ書かれているけど、男はそういうところで女性を好きにはならないと思います。あくまで直観で好きになって、それ以外は付加価値として見ている」(35歳/会社役員)

男性で多かった意見は、「結婚する、と思う相手は直観で感じる」という意見でした。女性は比較的「条件重視」の慎重派が多かったことに比べると、男性は自分の感覚を信じているという人が多いのかもしれません。

よく「女性は感情的、男は理論的」などと言われ、男性のほうが物事をロジカルに考えがちと思われています。しかし、結婚や恋愛においては当てはまらないようですね。

もし好きな人がいて、その人に「結婚したい」と思われたいのであれば、直観に訴えかけるように努力をするのが得策。

「料理を頑張る」「女性らしい振る舞いを心がける」など、世間一般の男性に好まれるような努力は、あまり意味がありません。

自分の好きな男性がどんな女性が好きなのか、どんな女性と結婚したいのかということを調査することで、やるべきことが見えてくるのかもしれませんね。

「直観」「条件」どっちを優先すべき?

「直観を大事にすること」も、「条件を大事にすること」もどちらも結婚には大切。運命ばかり求めていては、本当に結婚すべき相手を逃しかねませんし、条件ばかりで相手を決めるのも、結婚後に本当の幸せを感じられない可能性も出てきてしまいます。

「ビビビ」という運命を感じられたら、その人のことをもっとよく知ってから結婚を決めるでも遅くありません。逆に、「ビビビ」と感じられなくとも幸せな結婚ができる可能性は十分にあります。

どちらの方が大切、というよりも、うまくバランスをとって結婚相手を選びたいものですね。

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飯田クール
飯田クール

1989年3月生まれ、フリーライター兼エディター。いわゆる「サバサバ系女子」で、人間の恋愛の悩みを白か黒でズバッと切る。座右の銘は「やられるまえにやれ」。

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