浮気、お金……「婚前契約書」アラサー女子100名は何を書く?
結婚前に、夫婦となる男女の間で結婚してからの決まり事を決める「 婚前契約書 」。家事や育児の分担、財産の分与、親の介護などについての約束事を取り決めるものが一般的ですが、中には浮気や記念日についてなどを記すカップルもいるよう。
基本的にはどんな内容でも記載できる 婚前契約書 ですが、あなたならどんな内容を盛り込みたいと考えますか?そんな気になる 婚前契約書 の項目、世のアラサー女子たちはどのように考えているのでしょう。全国の独身女性100名に調査してみました。
家事、お金、両親……「 婚前契約書 基本編」
「家事の内容。忙しい時は交互にする。体調が悪い時などは交代、又はやっていなくても文句を言わない」
「子育てに関する内容。必ず子育ては協力して行い、おむつ変えなどは代わりばんこになる」
「お金のこと。毎月の固定費や食費、家庭の貯蓄などの口座をつくり、それぞれの給与から出し合う。お互い個人の口座を持ち、趣味に費やすお金は個人で完結させること」
「普段の日の食費の上限を決めておくこと」
「万が一離婚した時に財産分与をどうするか、子供の親権をどちらが持つかなど、離婚の際揉めそうなことを予め決めておきたいです」
「書くべきことはただ一つ。両親と同居はしない。そして、お互いの両親に頼り過ぎない」
「互いの実家には平等に接するよう取り決めたいです」
家事育児の分担やお金にまつわるアレコレをきちんとしたい考える女性が多いようでした。気になるのは「両親」についての取り決めが多かったこと。お互い気を遣う部分だからこそ、書面でハッキリさせておきたいという気持ちの表れかもしれませんね。
また「結婚前から……」と思えなくもないですが、離婚について現実的に考えている女子も多いよう。人生何があるか分からないので、事前に考えておくべきなのかもしれませんね。
子どもには会わせない!「 婚前契約書 浮気編」
「浮気は絶対にしないこと。これだけは誓ってもらいます」
「浮気を防止するために、出張などよほどのことがない限りは外泊禁止。できるだけ夕食も家で一緒に食べる」
「浮気をした場合、潔く離婚し、慰謝料その他諸々を被害者の言うとおりにする」
「浮気をしたら、無条件に相手の望みに応える。どちらかが原因で離婚した場合、養育権は話し合い、養育費は男性が出すこと」
「不貞行為を発見した場合は、結婚前の全財産を含む全ての財産をいただきます」
「もしも浮気が原因で離婚することになった場合、成人するまでは子どもに一切会ってはいけない」
「浮気」についての約束事も多く見受けられました。中には、「もし浮気したら罰金もしくは離婚を視野に入れる」という厳しいものも。改めて、結婚の重みを考えさせられます。
おならはしない!?「 婚前契約書 番外編」
「付き合ってる時は優しかったのにも関わらず、結婚してから急に態度が変わらないように、態度の変化は禁止という項目を入れたい」
「『ありがとう、ごめんなさい』はマナーなのできちんと言う。感謝の気持ちを忘れない」
「常にお互い感謝の気持ちを忘れない。一日一回は話し合いの時間を持つこと」
「私が落ち込んでいる時、面倒がらずに話を聞いて、黙ってうなずくこと」
「いつ、いかなる時でも私をサポートすること。朝帰りはしないこと」
「ケンカをしても必ずすぐに仲直りする。困っているときはお互いに助け合う。隠し事はなし」
「いつまでもお互いを尊重すること。相手の意見を認めること。自分に誤りがあったら素直に認める」
「結婚してもイベント(飲み会や合コン含む)を主催することに口出ししない」
「お互いのプライベート、プライバシーは尊重する。同居するときは各自の部屋を確保する」
「1ヶ月に1回は、2人だけで旅行か食事に連れて行ってください!」
「毎年必ず2回は2人で旅行に行く。お互いのお誕生日とクリスマスは絶対に一緒にお祝いする」
「年に1度は海外旅行にいく。半年に1回は国内旅行に行く」
「生きているうちに世界一周する。夫婦で世界一周する、それが夢です」
「おならを私に向けてしない、文句を言わない、何事も一緒に楽しむ」
「どんなことがあっても、何があっても、絶対に家族を守ること」
番外編では様々な意見が飛び出しました。結婚後もお互いに干渉せず、プライベートな空間を確保したいという女性や、定期的に旅行に連れて行ってほしいという女性の意見も目立ちました。
「感謝の気持ちを忘れない」「お互いを尊重する」など、一見当たり前のように感じてしまいますが、いざ実行するとなるとなかなか難しいもの。何十年連れ添う夫婦となると、尚更かもしれません。文字に残しておくことでお互いがそれをより強く実感し、努力する方向に向かっていけるのかもしれないですね。
「婚前契約書」の項目を考えることで、自分が一番大切にしたいことは何なのか、その答えがはっきりと見えてくるかもしれませんよ。
■調査地域:全国
■調査対象:独身女性
■有効回答数:100サンプル
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