どうする?「なんとなく付き合っている」彼氏からのプロポーズ
先日、行きつけのカフェ(気取った書き方をしましたがチェーン店です)で、隣のテーブルに座った女性2人組が、彼氏から プロポーズ された話題で、ああでもないこうでもないと議論していました。
どうやら、真剣に付き合っている彼氏ではなく、「なんとなく感覚」で付き合っている彼氏からの プロポーズ のようです。
意外と多い!?
「恋人不在よりは、いるほうが良い」とか「とりあえず付き合ってみることで、後々恋心が芽生えるかもしれない可能性に賭ける」などの理由で、相手からの交際申し込みにオッケーする女性は、少なからず存在します。
男性の場合は、女性に比べて恋愛の優先順位が低いので、「好きでもない女性のために、貴重な時間を割きたくない」と思うでしょうね。
しかし私たち女性は、なんだかんだで恋愛体質な生き物です。交際を申し込んできた相手が、いわゆる「生理的に受け付けないタイプ」でなければ、なんとなく承諾してしまうのでしょう。
己の恋愛テクニックを褒め称えよう!
冒頭に書いたカフェ女性に対して、筆者は思うのです。なんとなく付き合っている相手に、結婚を意識させるとは、お主なかなかやるのぅ、と。女性側は手抜き交際……とまで言いませんが、お付き合いに対して腹八分目程度のエネルギーしか注いでいなかったはず。にも関わらず、彼氏に「このコと結婚したい!」と思わせたのですから、大したものです。
女子の皆様!もし今後、なんとなく付き合っている彼氏からプロポーズされたら、まずは己の恋愛テクニックを自画自賛しましょう。自分をきっちり褒めることは、今後の恋愛に対しても、自信として繋がるはずです。
「なんとなく婚」が意外とうまくいく場合もある!
「今後の恋愛に対しても、自信として繋がる」と書きましたが、今後の恋愛をする必要はないかと思います。そう、なんとなく付き合っている彼氏と結婚しちゃうのです。区役所へGOです。なぜって、熱烈な恋愛結婚だったからといって、うまくいくとは限りません。逆に、なんとなく結婚が、意外にうまくいくケースもございます。
それにホラ!男性の結婚離れが加速しつつある現代日本において、プロポーズしてくれただけでも、感謝感激あめあられですよ。もちろん、結婚は一生に一度(人によっては二度三度)の大イベントですから、大好きな人と結ばれたいと願う乙女心はよくわかります。
でもね、この先、今カレ以上のご縁に恵まれず、10年後に「あのとき、プロポーズを受けておくべきだった」と後悔するケースだってあるのです。「やらない後悔より、やる後悔」って言葉もあります。「プロポーズを受けない後悔より、受ける後悔」と解釈しましょう。
なんとなく付き合っている彼氏でも、これといった不満もなく交際を続けてこられたのですから、相性は決して悪くないはず!前向きに検討しましょう。
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コラムニスト。『つけちゃうぞ!大人の保健体育』(遊タイム出版)『テレフォンセックス裏物語』(幻冬舎)『Sの妹Mの彼女』(遊タイム出版)など、性愛に関する著書多数あり。
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