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【映画に学ぶ恋愛学】不死身な男の見分け方

映画に学ぶ恋愛学

こんにちは。婚活映画評論家のバーバラ馬場です。映画パンフレット約700冊を所有する婚活女子バーバラが、独断と偏見で映画をチョイス。前回に引き続き、結婚したいのにできない女子ちゃんたちに効く作品を、じゃんじゃか紹介していきます。

不死身な男の見分け方

今日ご紹介するのは「レヴェナント: 蘇えりし者」(2016)

5度目のノミネートでようやくアカデミー賞主演男優賞を受賞した、レオナルド・ディカプリオの渾身の一作。厳しい環境での9ヶ月に及ぶロケが生み出した映像は、圧巻の一言!

ざっくり内容を説明すると、狩猟による毛皮採取が盛んに行われていた、1823年の西部開拓時代のアメリカが舞台。ヒュー・グラスと息子がガイドとして同行していたチームは、ネイティブアメリカンたちの襲撃に遭う。難は逃れたものの、翌朝に見回りをしていたヒューは巨大な熊に襲われ瀕死の重傷を負ってしまい、足手まといと感じたメンバーの一人に息子と共に殺されてしまう!

しかーし!息子を殺された怒りから不死鳥の如く蘇り、息子を殺した男を追う……。

子どもを目の前で殺されるなんて、独身のバーバラにとっても絶えられない!そんな悲しく辛い状況でも生きる力を失わない男なんて、バツイチであっても超セクシー。そんな力強い男性が隣にいてくれたら、とんでもなく心強いはず。

今回は、この映画から不死身な男の特徴を考えてみました。

サバイバル能力がハンパない

まず不死身な男は、どんな状況下でも生きる術を身につけています。そのスキルがあるからこそ、ピンチの時でも命を繋ぐことができると言えるでしょう。

映画の主人公は、熊に襲われようが、雪山に取り残されようが、食料がなかろうが、必ずどこかに解決の糸口を見つけます。そんな男性が隣で「大丈夫!」と言ってくれれば、それだけで安心できるはず。

どんなに年収が高くても、超優良企業に勤めていても、有事の際はそんなスペック意味を持ちません。それ以上に、いかに生き抜くかという人間の野性的な部分のある男性の方が、頼りになるはず。

そんな男性を見極めるためには、一度キャンプか登山をして遭難してみましょう。彼がピンチの状況でどんな対応をとるか、あなた自身の目で間近で見てみるのです。

しかし、本当に遭難するのではなく遭難するフリをするのがポイント。彼が頼りなさ過ぎてマジ遭難してしまっては、命に関わります。もし彼がアタフタして「コイツは無理だ!」と判断しても、あなたがしっかりライフラインを確保していれば助かりますからね。

失うモノがない

この映画の主人公は、自分の全てである息子を失ってしまいます。その悲しみや苦しみは計り知れませんが、息子を失ったことで「失うモノはない」ことに気付くのです。それからの彼は、なりふり構わず生きることに執着しつつ、死の危険にも怯まず立ち向かえるようになります。

年齢を重ねると、モノはもちろん経験や人脈などたくさんのものを手にします。しかし、多くあればあるほど失うことに対する恐怖が増し、保身に走るようになるかもしれません。そんな男性は、自分がピンチに陥ったらあなたを見捨てて自分だけが助かろうだなんて考える可能性もあります。そんなクソ男は、こっちから願い下げですよね。

しぶとく生きる不死身の男は、いい意味で失うモノがないと言えます。しかし、「貯金も仕事もない」なんて、本当に失うモノがないという意味ではございません。一度大きな困難にブチ当たり、ピンチもピンチと感じない鋼のメンタルから沸き上がる「失うモノはない」という覚悟がある男こそが、本当に不死身の男と言えるのではないでしょうか。

この映画を観れば、婚活もちょちょいのちょい。そんな私は、独身だけどね。

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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