【映画に学ぶ恋愛学】アラサー女子が結婚相手に求めるべき素質~オデッセイ~
お久しぶりです。婚活映画評論家のバーバラ馬場です。
映画パンフレット約700冊を所有する婚活女子バーバラが、独断と偏見で映画をチョイス。前回に引き続き、結婚したいのにできない女子ちゃんたちに効く作品を、じゃんじゃか紹介していきます。
どんな男が結婚向きか知るには「オデッセイ」
今日ご紹介するのは「オデッセイ」(2016年)。
ざっくり内容を説明すると、火星に探査任務のために旅立った宇宙飛行士が、任務中に見舞われた嵐のせいでクルーに火星に置いて行かれんだけど、「地球に帰りてぇ!」って一心でサバイバルするって話。
まぁ婚活しててもさ、荒れ地のような頭皮のハゲ男や、砂漠以上に中身がない男にも遭遇するワケですよ。そんな婚活枯渇地帯を生き抜いている女子は、一体どんな男を選べばいいのか。その答えを、この映画で見つけちゃおう!
彼は、ピンチに強い男か?
私たちが火星に行くことはほぼありませんが、人生には数多の危機があるわけです。会社が倒産するかもしれないし、事故に遭うかもしれない。100%安心安全な人生はないのだから、有事の際に頼れる男性が絶対にいい!
では、頼れる男ってどんな男か。
年収1,000万円あっても、都合が悪くなるとそそくさと逃げるような男は、アウト。筋肉ムキムキでも、崖から落ちそうなあなたを引き上げる度胸がない男も、アウト。東大卒の秀才でも、いろんな可能性を考えすぎて決断できない優柔不断な男は、もっとアウト。
つまり、肩書きやスペックだけでは、ピンチに強いかどうかはわからないってことなのですよ。この映画の主人公のように、火星に取り残されても、今目の前にあるもので何ができるかを泥臭~く考えて、這ってでも生きる根性がある男の方が断然いい。
どんなにバカで失敗しても、ネバーギブアップの精神があれば道は開けるはずって、思わない?
彼は、ユーモアのある「バカ」か?
しかしですね、長期間ひとりぼっちでいたら気持ちが折れてしまいます。ましてや火星みたいに無人の場所なら、希望も見失うでしょう。そんな状況では、億万長者もマッチョも秀才も生き残れません。
そこで生き残れるのはただ一人。バカだけです。
バカは深刻に考えすぎないし、不安も笑い飛ばせるユーモアがあります。もしかしたらピンチもピンチと思わず、「めっちゃ面白くなってきた!ひゃっほ~!」と、その状況を楽しんでしまうかもしれません。それって最強じゃないですか?
しかし、そんな男性は婚活市場では真っ先にポイされるし、日常生活でも「ヘンな人」認定されて終了。そう、私たちは最強の男をガン無視しているわけです!
ここは一つ、「無人島コン」のような危機的状況をムリヤリ作り出して、本当にピンチに強い男を見極める機会を作ってみてはいかがでしょう?婚活イベント、街コンを運営している皆さまは、ぜひ「無人島コン」を年内に開催してください。
この映画を観れば、婚活もちょちょいのちょい。そんな私は、独身だけどね。