【映画に学ぶ恋愛学】完璧な男に愛されたい時の処方箋

婚活映画評論家の、バーバラ馬場です。

映画パンフレット約700冊を所有する婚活女子バーバラが、独断と偏見で映画をチョイス。前回に引き続き、結婚したいのにできない女子ちゃんたちに効く作品を、じゃんじゃか紹介していきます。

完璧な男に愛されたいあなたに「007 スペクター」

今日ご紹介するのは「007 スペクター」（2015年）。

ざっくり内容を説明すると、世界を股にかけて悪党を懲らしめてきた超絶イケメンのスパイが、最大の敵「スペクター」っていう巨悪に立ち向かうってゆー、スパイ映画。

主人公のジェームズ・ボンドは、ま～イケメン！も～ね、鼻息荒くなっちゃうくらい完璧！バーバラも、結婚するなら絶対パーフェクトガイがいい。そこで、この映画から完璧な男に愛される方法を見つけちゃおう！

完璧な男と同じステージに立て！

まずは、完璧な男性と出会わなくちゃいけない。じゃあどこに行けばいいの？って話。

冷静に考えてみよう。まず、ボンドみたいな男は合コンには来ません。そして婚活パーティにも来ません。なぜって、とにかく忙しいから。それにね、そんな出会いの場に出向かなくても、完璧な男の周りには常に女がいるのよ、それも美人が！モデルとか社長令嬢とか……掃いて捨てても、腐るほどいるの。

過去のボンドガールたちを見てみても、機密機関職員（同業）、石油王の娘（お嬢）、博士（才女）、マフィアの女（超美人）などなど……今回に至っては才色兼備の医者なんだから、最強よ！

つまり、完璧な男に出会うには待ってちゃダメなんです。自分から彼の生活圏内に入り込まないと、出会いは掴めないんですよ。そのためには、彼と接点を持てる環境に身を置くのが手っ取り早いと思うの。「いつか王子様が～ルンルン」なんて悠長に構えてる時間があるなら、自分磨きに時間を費やして、待たずとも彼から声がかかるくらいイイ女になっちゃおうよ。

痛みがわかる「共感力」を鍛えろ！

しかしですね、何事にも「限界」というものがあります。特に顔面偏差値と能力は、努力だけではどうにもならないものです。ここで「そもそも完璧な男に愛される素質がないじゃないか！」と荒ぶるあなたに、朗報。

完璧な男ほど、美人に見飽きています。つまり、美しいだけでは愛されないということですね。

そこで武器になるのが「共感力」。彼が抱える苦悩や悲しさ、そして痛みを受け止められる女にこそ、完璧な男は心を開くのです。それは仕事のプレッシャーかもしれないし、過去のトラウマや孤独感に苦しんでいるかもしれない。彼と同じ経験をするのは難しいけれど、様々な経験をしていれば自分と重ねられる要素を必ず見つけられるはず。男に寄り添い、共感できる女って、どんな美人にも負けないくらい魅力的だと思うけど、どうですか？

この映画を観れば、婚活もちょちょいのちょい。そんな私は、独身だけどね。