【映画に学ぶ恋愛学】イイ男がいない時の処方箋

婚活映画評論家の、バーバラ馬場です。

映画パンフレット約700冊を所有する婚活女子バーバラが、独断と偏見で映画をチョイス。結婚したいのにできない女子ちゃんたちに効く作品を、じゃんじゃか紹介していきます。

イイ男が見つからないあなたに「マッドマックス　怒りのデス・ロード」

今日ご紹介するのは、「マッドマックス　怒りのデス・ロード」（2015年）。

ざっくり内容を説明すると、近未来の荒廃した世界で生きるマックスが、ヤバい集団に捕まって殺されそうになってたら、さらにヤバいリーダーから逃げてきた5人の妻と女戦士と合流しちゃって、もっとヤバいことになるってゆー、超ヤバいSF映画。

結婚したいのにロクな男がいない、そもそも出会いがない……男が枯渇した砂漠地帯で婚活する我々も、まさに「デス・ロード」をGOしてるワケ！そこで、この映画から、サヴァイブする方法を見つけちゃおう！

男に頼ろうとするな！

まず、婚活中って何考える？「早く仕事辞めたい～」「旦那の給料で買い物したい～」とか、結婚して楽になるじゃない？そう思ってるとね、永遠と婚活デス・ロードを突き進むことになるんですよ。だって、男におんぶに抱っこ状態を望む女なんて、男からしたらコワい。しかもそれなりに年収の高い男を見つけないといけないから、市場もどんどん狭まるワケですよ。そんな男に依存したい女子に喝！もう、男に頼るのはやめよう！

この映画に出てくる女戦士フュリオサは、過去の経験から男を全く信じてない。だからこそ、自分の身は自分で守ろうって気持ちが強くて、いろんなスキルがあるの。巨大なタンクローリーも運転できるし、いろんな武器も使える、それに頭も抜群にいい。我々女子も見習うべきだと思うの。

そもそも、男が一生働き続けられる保証はどこにもない。会社が潰れるかもしれないし、クビになるかもしれない。もし旦那の給料に頼ってたら、一発でアウトよ。そんな時、「私が支えてやらぁ！」って力強く旦那を引っ張れる能力の女の方が、かっこいいんじゃない？

キモメンを育ててイケメンに！

結婚するなら、顔もスペックもいい男がいいはず。それは婚活中なら当然の考えだと思うの。でも実際そんな男性って、もう既婚。万が一いたとしても、どこかにデッカい爆弾抱えてるはずなんだよね。だからさ、もうそういう男を探すのやめようよ。必死になってツチノコ探したって、いないもんは見つからないんだから。じゃあどうすればいいか？ズバリ、育てればいい！

この映画には、ヤバいリーダーに心酔しちゃってるウォー・ボーイズって男どもが出てくるんだけど、坊主で全身真っ白で目の周りだけ妙に黒くて、ま～キモい！でもね、その内の一人の男が恋をするの。彼女はヤバいリーダーから逃げてきた元妻で、超美人。本当は捕まえてリーダーの元に連れ戻すはずだったんだけど、最終的には彼女を逃がすために命も賭けちゃうのよね。その姿が、ま～カッコいい！愛の力で、キモメンからイケメンになっちゃったってワケ。

だからさ、私たちもさ、タイプじゃない男に会って「うぇ！キモい！来るな！」って言わないでさ、彼の長所や才能を伸ばしてイケメンに育てるくらいの気概を持とう！そう考えたら、男はごまんといるよ。

この映画を観れば、婚活もちょちょいのちょい。そんな私は、独身だけどね。