芸術の秋を彼と満喫!「美術館デート」でやってはいけない4つの行動
触れる展示やトリックアートなど、ここ数年で特色ある展示を行う美術館も増えています。秋は芸術の季節、そんな美術館をデート先に選ぶカップルも多いようです。
しかし美術館というと、敷居が高いイメージがあり、普段は行かないという人も多いのでは?そこで今回は、美術館デートを成功させるためのポイントをご紹介します。
鑑賞マナーを守るのは大人のたしなみ
美術館は「実は成功しやすいデート先」の一つです。静かで落ち着いた雰囲気、会話を盛り上げようと必死になる必要もなく、二人でゆっくり歩きながらの作品鑑賞は「いいデートをしている」という気分にさせてくれます。
しかし、芸術鑑賞の場でもあることから、場をわきまえることも大切です。「作品に触らない」「大声で話さない」「写真を撮らない」などは美術館における最低限のマナー。
ですが一言も口をきいてはいけない、というわけではなく、大声で話さなければ感想を言い合うのも良いでしょう。
おしゃれだけど動きやすい格好で
デートは服装が命!近所に買い物に行くような格好はNGです。美術館は広く、意外に歩き回ります。そのため、ヒールのように歩くと音が響く靴、歩きにくい靴は不向きです。
また、美術館は作品を守るために館内の温度が低めに設定してあるので、羽織物を持っていくと安心です。美術館によっては音声ガイドを貸してくれますが、一人で1つ持つと本当に会話がなくなってしまうので、これはカップルで1つにしましょう。
作品批判はNG
芸術作品に興味がなければ、展示してある作品になんの面白みも感じないというのはよくあることです。だからといって「面白くない」「意味わかんない」と口に出すのはやめましょう。
確かに作者の意図がわからない難しい作品もありますが、多くの作品には作者の思いが込められているものです。一見しただけでは何を表現しているかわからない作品も、じっくり鑑賞して自分なりに作者の意図を想像するのが芸術鑑賞の醍醐味。
楽しみ方を理解できない姿を見せれば、誘ってくれた相手にも「残念な人」という印象を与えてしまうかもしれません。
飽きた素振りを見せない
興味のない作品を見てまわるのは、辛いことかもしれません。しかし「見るの疲れた~」「早く出よう」などと言うのはやめましょう。誘った方も相手を飽きさせてしまったと落ち込んでしまいます。
美術館は広いので、歩いていると疲れてくることもありますが、いたる所に休憩用のベンチが設置してあります。相手に不満をぶつけるよりも、休憩用のベンチで一休みしましょう。
また、「あの人、あの絵ばっかり見てる」「あのカップルの男の人、早く出たそうにしてるよね」などと、他の鑑賞者についてあれこれ言うのもデリカシーの無い人だと思われてしまうので厳禁です。
美術館デートの目的は、楽しい時間を共有すること。知識や教養が必要だと緊張せず、気楽な気持ちで出かけましょう!