女の友情は砂の塔?彼氏を横取りする「恋愛クラッシャー女」撃退法
金曜10時の連続ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人~」が、毎回スリリングな内容展開で話題になっています。この物語は、タワーマンションで巻き起こる主婦同士の確執と連続幼児失踪事件を描いた本格サスペンス。松嶋菜々子さん演じる謎に包まれた不気味な隣人・佐々木弓子がいわゆる「 恋愛クラッシャー 女」で、主人公たちを不幸のドン底に突き落としていきます。
あまり現実的な設定でないとはいえ、友人の幸せをぶち壊す「 恋愛クラッシャー 女」が存在するのも事実。そこで今回は、彼女たちの深い闇と撃退法について考えてみたいと思います。
本当にいるの?「 恋愛クラッシャー 」被害報告
友人の恋路を邪魔したり彼氏を横取りしたり……こと恋愛になると周りの友人の幸せを壊しにかかる女性を、ここでは「恋愛クラッシャー女」と定義します。実際に彼女たちの被害に遭った女性の意見を聞いてみましょう。
「大学生の頃の話です。アルバイト先で飲み会があり10人ほどが参加していました。その当時私はバイト先の先輩と付き合っていたのですが、それを知った途端クラッシャー女が動き出しました。『〇〇くん、〇〇と付き合ってるんだって~?知らなかった~』と話しかけ始め、終いには『この後二人で飲みにいかない?』と誘ってきたとのこと。彼氏にその話を聞いたときは、なんだかゾッとしました。かなり可愛い女の子だったので、自分が選ばれなかったことが相当悔しかったんだと思います」(25代/会社員)
「2年前の出来事です。会社の同期の男性と付き合っていたのですが、それを知った途端後輩の女の子がすかさず彼にアプローチ。私に関するあることないことを彼に話し、『私じゃダメですか?』と誘ってきたそう。結局、彼はその猛アプローチに負けて浮気。彼氏に対してはもちろんですが、人の彼氏と知っていながらアタックするクラッシャー女にもかなり腹が立ちました。しかも、その二人は3ヶ月も経たずして破局。何がしたかったんだろう……って感じです」(27歳/会社員)
想像するだけでも恐ろしい、恋愛クラッシャー女が起こした事件簿。人の幸せ、まして友人や先輩の幸せを素直に喜べないなんて、なんだか彼女たちには深い闇を感じます。
ゲーム感覚!? 恋愛クラッシャー が抱える闇
3ヶ月も経たずに別れてしまったという話からも分かるように、ほとんどの恋愛クラッシャー女は、友人の彼を本気で好きになったわけではありません。「人の彼氏を奪うのが楽しい」という背筋が凍るような理由から、人の恋愛を壊しにかかってしまうのです。
それはまさにゲーム感覚。彼女たちにとってフリーの男性を落とすのは朝飯前かもしれませんが、彼女もちの男性を落とすのはそれなりのテクニックが必要なはず。恋愛クラッシャー女は、そこで自分の腕試しをしているのかもしれません……。
また、人の彼氏ばかりを好きになってしまう女性もいるようです。彼女もちの男性特有の余裕のある態度に魅力を感じてしまうんだとか。気持ちは分からなくもないですが、まさに「隣の芝生は青い」と同じ原理ですね。
褒め倒しが正解? 恋愛クラッシャー 撃退法
こと恋愛においては彼女たちとなるべく距離を置くことをオススメしますが、どうしても対峙しなければいけない場合の撃退法についてもご紹介しておきます。
彼女たちがクラッシュに走ってしまう最たる理由は、「自分への自信のなさ」。少し意外に感じるかもしれませんが、恋愛クラッシャーの強気な態度は自信のなさの裏返し。自分が負けていると感じるからこそ、「彼氏を横取りすることで優位に立ちたい」と考えるわけです。
そんな彼女たちのことは、とにかく褒め倒すのが正解。「あなたのほうが私より上」ということを言動や態度で示してあげれば、彼女たちの自尊心を傷付けることもないので攻撃の対象にはなりません。
「恋愛クラッシャーをヨイショするなんて……」と抵抗を感じるかもしれませんが、これも身を守るためには必要な術。まず恋愛クラッシャーとは距離を置く、そして最悪の場合は疲れすぎない程度に相手を持ち上げる、この作戦ですかさず撃退しちゃいましょう!
今まで築き上げた関係性が「砂の塔」のように崩れ去らないよう、上手に友好関係を保っていきたいものですね。
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うる星やつらのラムちゃんのような、チャーミングな女の子目指して恋愛修行中。人の役に立てる仕事に就きたいと高校卒業と同時に秘書検定を取得。女性を笑顔にできる前向きなコラムを執筆できるよう日々奮闘。趣味、ファッション・テニス・旅行。
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