5組に1組は「結婚式に家族から口出しされている」その内容は
人生最良の日とも言える「 結婚式 」。愛する人との新たな門出に、胸は高鳴ることでしょう。しかし、結婚は当人だけではなく「家族」のものでもありますから、当然 結婚式 だって両家のこだわりが出てくるはず。
そこで今回は、 結婚式 と家族についての調査をご紹介します。
5組に1組は「 結婚式 に家族から口出しされている」と回答
株式会社A.T.brides(エイティブライズ)は、結婚式場を探し始めたばかりのカップル173組を対象に調査を実施しました。まず「結婚式場探しで、家族からの要望は多いですか?」と質問したところ、「家族からの要望はなく、新郎新婦に任せられている」という回答が81%となりました。
数十年前は、親が子供の結婚式場を見つけたり、結婚式について両家がケンカしたりすることも多かったよう。最近の結婚式は、会場探しから段取りまでを新郎新婦主体となってきているようですね。
その一方、「新婦からの要望が多い」は12%、「新郎からの要望が多い」が4%、「どちらからも要望が多い」が3%と、合計19%のカップルが家族からの要望を受けていると回答。これは、5組に1組のカップルは家族から「口出し」されていることになります。では、一体どんなことを言われているのでしょうか。
これだけは言わせて!家族が口出しすること「トップ3」は?
次いで、家族からもらった具体的な要望はどんなものかを聞いてみました。その結果、日柄、日時、場所がトップ3でした。
まず日柄については、「結納、入籍、結婚式などの日は仏滅を避けるように」「入籍の日にちは絶対縁起のいい日にするように」といったものが多く、験担ぎの意味も込めたアドバイスであることがわかりました。
そして日時については、「ゲストのために穏やかな気候の時にしてほしい」「仕事の都合上朝からの式は避けて欲しい」など、ゲストのためを思った内容でした。
場所についても同様で「遠方からくる親族が来やすい場所にしてほしい」「バリアフリーの会場でお願いしたい」といったもので、多くの人が快適に参加してほしいという気持ちの表れであることがわかりました。
「口出し」ではなく「アドバイス」!新米カップルにはありがたい?
しかし、もし自分が式を挙げる時にあちこちから意見を言われたら、収集がつかないのではと心配になりませんか?実際、家族からの要望をうけたカップルはどう思っているのでしょうか。
その声を聞いてみると、「会社の上司の人とかのことも考えて日程は考えたほうがいいと義母に言われ、私も旦那も全くそういうのを考えたことがなかったので参考になった」「これからの生活もあるので結婚式の費用や規模感はしっかり考えなさい、と親に言われ気が引き締まった」「親の今までの出席経験から、結婚式は料理が大事だから、料理はケチらずお金をかけなさい!という要望をもらい役に立った」と、肯定的な意見がほとんどでした。
家族からの要望を「口出し」と捉えるか「アドバイス」と捉えるかで、大きく変わってくるのかもしれませんね。
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