どうしてすれ違う?女性が男性と会話をするときに気をつけたいこと
男女間でたびたび話題になるのが、「会話のすれ違い」ですよね。一般的によく言われるのは、女性は脳梁が発達している分、ひとつの話題からあれこれ会話を広げられるそう。
一方の男性は脳梁が小さいため、感情を言葉にするのが苦手。その代わり論理的な話をするのが得意と言われています。
よって男性は、女性の会話に無駄話が多く思えてしまい、「で、オチは?」と言うなりどことなくイライラ。あなたもそんな経験ありませんか?
男性の行動パターンは「目的志向型」?
今回はそんな男女間の会話についてご紹介。心理学博士B・アンジェリスの著書『男と女の心が底まで見える心理学』を参考に、すれ違いを未然に防ぐための方法について探っていきたいと思います。
そもそも男性の行動パターンは、「目的志向型」だって知っていましたか?なんでも男性は何かをするとき、あらかじめ“何をどれだけやればいいのか”を分かっていると、とても気分が落ち着くのだそう。
また、その際のプロセスを胸に収めておくことが多いようで、結論が出るか。解決策が思い浮かぶかまでは、自分の思っていることを言わない傾向にあるようです。こう聞かされて「あー、オトコってそうだよね」と、つい頷いてしまう女性も多いのでは?
ガールズトークをする女性の頭は「プロセス思考型」?
反対に、女性は「プロセス思考型」と言われています。たとえば友だち同士ふたりでファミレスに入ったとき、会話がどの方向に進むのか。会話の目的がなんなのか、お互いに分かっていなくても「特別困らないよね?」なんて人は少なくないはず。
というのも女性は、“自分達が思っていることを話す”というプロセスを楽しんでいるから。よく男性が「オンナのガールズトークは苦手」というワケも、そんなデタラメさ加減に着いていけないのが本音なのかもしれません。
男性と会話のすれ違いを防ぐために
ではそんな男女の会話の溝を埋めるためには、一体どうすればいいのでしょうか?まず男性は感情表現を読み取ることが苦手、ということを念頭に置いておきましょう。
すなわち男性と会話をするときは、できるだけ具体的に。かつストレートに言った方が、彼もあなたの気持ちをもっと深く理解することができるということ。なので彼に質問するときも、「仕事はどう?」と聞くだけでは、「上手くいっているよ」のひと言返事がいいところです。
なるべく「あの新しい企画の調子はどう?思ったより大変?」と、優しくもハッキリと聞くことを心がけてあげると、彼も状況を上手く説明しやすいのではないでしょうか。
男性の考え方を理解して楽しいお喋りを!
いかがでしたか。男性との会話でチグハグになってしまう女性は、このように男女の会話の違いを見てみると、どことなく納得感があるものばかりですよね。
男女の考え方さえ理解してしまえば、今よりもっと彼との会話を安心して楽しめるはず。心当たりのある女性はさっそく実践してみてくださいね。
【参考文献】B・アンジェリス著 加藤諦三訳「男と女の心が底まで見える心理学」(刊・三笠書房)
フリーランスライター。「AppWoman」「恋学」「ハウコレ」「愛カツ」「ラルーン」「ウレぴあ総研」「教えて!gooウォッチ」「マイナビニュース」など、女性向けWeb媒体を中心に恋愛、モテテクに関する記事を連載。読者目線を心掛けながら、男女にまつわる素朴な疑問を解決できるような記事作りをモットーにしている。
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