【新・LOVE理論】「メラビアンの法則」で忘れられない女になる方法
TBS系列ドラマ「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」が放送中。今週も楽しみにしている女子は多いのではないでしょうか。原作「スパルタ婚活塾」(文響社・刊)の作者である水野敬也さんの「LOVE理論」(文響社・刊)を参考に、前回に引き続き世の中にある「LOVE理論」をご紹介します。
今回は、「メラビアンの法則」がテーマ。男性の印象に残りやすくするためのコツを、理論的に考えてみました。
新・LOVE理論「メラビアンの法則」とは?
「メラビアンの法則」とは、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した、別名「3Vの法則」「7‐38‐55ルール」とも呼ばれる法則。コミュニケーションにおける上手な伝え方を考える際、重要な3つの「V」ではじまる要素とその比率を表しているとされています。
・7%がVerbal(言葉そのものの意味や話の内容などの言語情報)
・38%がVocal(声のトーンや口調などの聴覚情報)
・55%がVisual(見た目、表情やジェスチャーなどの視覚情報)
よく見られるのが「55%を占める見た目が重要」「内容は7%しか伝わらない」という、この理論に対する誤解。彼が実施したのは「好意や反感に関するコミュニケーション」つまり、喜怒哀楽を中心にした「笑いながら怒る」「悲しみながら笑う」といった、感情が重きを占める会話における「受け手が重視する要素の割合」を証明する実験です。そのため、コミュニケーション全般でこの法則が適用されるという解釈は、本人が提唱したものとは異なる心理学と言えます。
そのため、恋愛はまさに「感情が動くコミュニケーション」!まさに打ってつけの理論といえます。それでは、会話中に3つの「V」、Verbal(言葉)、Vocal(口調)、Visual(見た目)を応用し、彼にインプットしてもらえる方法をみていきましょう。
会話で「否定の言葉」は封印!
Verbal(言葉)を活かすには、彼に共感していることが伝わるよう、否定の言葉は封印した方が無難。「共感」を持ってくれる相手には無防備に自分をさらけ出すことができるもの。自然な彼の姿を引き出すためにも、会話は彼に「無意識的な好意」を抱かせる絶好のチャンスなのです。
気をつけたいのは「わかるー」「へー」「そうだよねー」など、棒読みで返事をしないこと。緊張していたり、うまく返事ができなかったりする場合には、彼の言葉を一部引用してくり返すと「聞き上手」な印象を植え付けることができます。
「女っぽトーン」で聴覚を刺激
Vocal(口調)を意識させたいのなら「声のトーン」を変えてみましょう。会話中、しぐさや柔らかい雰囲気などのような男性自身が持っていない女性らしさを感じると、男性は相手の女性に対して「意識」が生まれます。つまり、会話の流れによって声のトーンに変化を持たせることで、相手の心を掴むことができるのです。
例えば、驚いたとき。「ええっ!?」とリアクションが大きいのはいいことですが、ちょっと女性らしさに欠けるかも。声の高さを変えることに抵抗がある場合は、少し笑いながら「ふふ、えー??」とやわらかく言うだけでグッと女っぽさを出すことができますよ。
時折みせる「笑顔」は必須!
男性にとって、最も意識する比重が高いのがVisual(見た目)。男性が女性と話をするとき、女性の表情などの見た目に視線が行くのはこの法則からも明らか。なかでも豊かな表情、特に「笑顔」は最大の武器。自然な笑顔を心掛け、彼の胸をキュンとさせましょう。
男性が恋に落ちやすい瞬間の一つに「手に入りそうで入らないと感じた」瞬間があります。ずっと笑顔で話を聞いて「こいつ、俺のこと嫌いじゃないな」と思わせるより、時々パアッと明るい笑顔を見せて表情の緩急がある方が、彼の心に訴えるには効果的かも。
また、髪を片耳に掛けたり、結んでいた髪を解いたりなど「髪」を触ることも効果絶大。触る回数を増やすと意識は強まりますが、わざとらしさが残って「俺との会話……楽しくない?」と思われる危険性が。話の切れ目に手を動かすと退屈な印象を与えるので、話が盛り上がったときなどの感情が高まっている時に行うのがコツです。
男性が女性を好きになるタイミングは、いつも突然訪れるもの。そして、会話中に男性が女性を意識する瞬間だって、たくさん転がっています。ぜひこれらのポイントを利用して、気になる彼が「グッ」とくるアプローチをしてみてください。