「ゆとりですがなにか？」アラサー女子が語るゆとり男子のビックリ言動4つ
2017/01/04
1987年～1996年生まれの「ゆとり世代」。2002年に行われた教育法改定に伴い、週休二日制の導入や授業時間数の削減、絶対評価制スタートなど、他の世代とは少し違った価値観を持つ世代とも言われています。
そんな ゆとり男子 のなかには「ゆとりですがなにか？」と言わんばかりのビックリ言動をする人も。今回は ゆとり男子 と付き合ったことのあるアラサー女子に、 ゆとり男子 ならではのエピソードを聞いてみました。
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ゆとり男子 「争いごとは嫌いですけどなにか？」
「ゆとり世代の年下男子と付き合い始めて、3ヶ月が経とうとしたときのこと。仕事への姿勢に対する価値観の相違から、少し言い合いになってしまいました。しかし、ちょっと私が逆上しはじめるといきなり冷静になり、『まあ、楽しければいいじゃん、ケンカはやめよ』と話を強制終了されてしまったのです。腑に落ちなかった私ですが、ケンカは嫌いなほうなので気持ちを落ち着けました。それから、何度かケンカになりそうになったのですが、その度に『言い合っても意味ないじゃん、楽しくいこうよ』と言われ続けました」（34歳/IT）
ゆとり世代は基本的に争いごとを避ける性格の人が多いため、付き合っていてもケンカを避ける傾向にあります。しかし、長く付き合っていくうえで、ケンカや議論は大切なこと。争いたくないからといって、議論をしないとお互いわだかまりが残ったままとなり、しこりが取れずに爆発……なんてことにもなりかねませんよね。
ゆとり男子には、イラッとしても感情的になってはNG。その瞬間、聞く耳を持たないようになってしまう可能性が高いので、優しく軽い感じで議論を持ちかけるようにすれば、ゆとり男子も話を聞いてくれるかもしれませんよ。
ゆとり男子 「デートプランとか立てませんけどなにか？」
「2年前まで5歳年下のゆとり男子と付き合っていたのですが、1番最初のデートからずっと、デートプランを考えてくれたことはありませんでした。『たまには計画立ててよ』というと『それ、俺にメリットあんの？行きたいとこあるならそこに行く。なかったら家にいる。それでよくない？』と言われました」（33歳/医療事務）
自分の負担をなるべく減らしたいという考えのゆとり男子も多く見られます。付き合っている彼女とのデートプランでさえも、考える時間が勿体ないと主張することもしばしば。
また、ゆとり男子の中には、自分にメリットのあること以外はしないと言う人も。「残業代が出ないなら、会社の飲み会は行きません」という考えを持っている人が多い世代でもあるということからも、自分の利益重視で動いているのがわかりますね。
ゆとり男子 「なんでもかんでもググりますけどなにか？」
「友だちの紹介で、年下の男の子とデートすることに。会話の途中で『この前〇〇って映画見た』とか『あそこのお店おいしかったよ』など、こっちがなにか発言しようものならすぐスマホでググり始める彼。ずっとスマホをいじっているもんだから『なんですぐググるの？家帰ってからでよくない？』と言ったら『ゆとり（世代）だからねー』と一言……」（34歳/受付）
小さいころからネットや携帯電話を使いこなしてきたゆとり世代。社会人になる前にすでにスマホが普及し、ネットですぐに知りたいことを調べられるというのが当たり前な世代でもあります。
すぐに調べなければ落ち着かず、気になったらどこでもググる癖があるのは、ゆとり世代の男性に限らず女性にも言えることではありますが、デート中にスマホばかりいじられてしまうと「そんなにつまらないのかな」と不安になってしまいそうですね。
そんなスマホ依存症のゆとり男子が、デート中にずっとスマホをいじっていたら「そんなにつまらない？」と素直に聞いてみるのも手。そんなつもりでいじっていたわけではないゆとり男子は、自分の行動を改め直してくれるのではないでしょうか。
ゆとり男子 「コスパ重視ですが、なにか？」
「飲み会で知り合ったゆとり男子。見た目がタイプで、ちょっと気になったので隣に座って話をしていました。会話は普通に盛り上がり、脈ありかと思っていたのですが『私みたいな女、どう思う？』と聞いたら『付き合いたくはないですね。なんか、高い店とかじゃないと満足しなそうで、コスパ悪そうじゃないですか』と言われ、マジギレして帰りました」（35歳/歯科助手）
「高いものほど良い」と考えるのは、もはや30歳オーバーだけなのでしょうか。ゆとり世代は何事も「コスパがいい」ということを重要視する傾向にあるのだとか。見栄やプライドがない分、他の世代とは価値観の違いが生まれてきそうですね。
また「結婚はコスパが悪いから」と、生涯独身を望むゆとり男子も。もし彼氏や好きになった人がコスパが悪いからと言って「結婚はしたくない」と言ってきたら、「結婚した方が世帯年収があがってコスパがいいんだよ」などと言って、結婚＝コスパが悪いというイメージから脱却させるようにすることが有効かもしれません。
「みんなちがってみんないい」そう言い聞かせられて育ってきたゆとり男子。そのため、さまざまな性格のゆとり男子がいますが、彼の個性を認め、褒めてあげることが、ゆとり男子とうまく付き合うコツといえそうです。
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