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「私の黒い過去も愛してくれる?」女の過去について男が思うこと

生きていれば、人にはちょっと言いづらい過去の経験がある女子もいるでしょう。実はバツイチであること、不倫の経験があること、整形していること・・・隠していてもバレるけど、言いたくないことってありますよね。

こんな女子の「 黒い過去 」、男性はどう思っているのでしょうか?また、彼との結婚、恋愛にはどんな影響があるのでしょうか?恋人に 黒い過去 をカミングアウトされた男性たちに聞いてみました。 

バツイチ、浮気・・・「 黒い過去 」別、男性のご意見とは?

バツイチ

「自分が先に好きになったこともあって『彼女じゃなくて相手の男が悪かったんじゃない?』と思ってしまっている。甘いかもしれないけど、子どももいないし気にならない。彼女のことは普通に恋愛対象だし、十分結婚相手として見られる」

浮気、不倫

「今の彼女は、過去に不倫して、相手の奥さんにバレて、慰謝料を払ったことがあるらしい。聞いた瞬間は引いたけど、『お金を払った時点で我に返った』と言うし、心底反省しているらしくもう今の彼女からは想像ができない。正直に話してくれたから許している」

整形

「彼女の今の顔しか知らないので別に。本人は気にしていたようで、過去の写真も見せられたけど、逆にそこまで違う顔になっていたわけではないので気にしなかった。そもそも、ダイエットや髪型で女の人は結構変わるしね」

借金があった(ある)

「今の奥さんは独身のときに300万以上借金があった。しかもただの浪費が原因と聞いたときには驚いたけど『どうかしてた。本気で借金をなくしたい』と、少しでも手持ちのお金があれば入金しに行くのを見て、自分も貯金を崩して一緒に返してあげた。それを未だに感謝されてるし、今は家計を任せてあるけど貯金がちゃんと増えているし、信用できると思う」

結構ヘビーなドン引き級の過去がある女たちのことも、男性たちが意外にも受け入れていたのが驚きでした。中には友だち同士でも「ちょっと引くかも?」というケースもあるように思うのですが、こんなにすんなり許されるもの・・・?そんな疑問も浮かびます。

でも、これは上記のケースの彼らの愛が特別に深いわけでも、器が大きいせいでもないんです。

ドン引き?チョイ引き?たったひとつのポイントが決め手

「黙っておくわけにはいかないけれど、やっぱり言いにくい」ことを彼にカミングアウトする時、「彼はこれを受け入れてくれるような器があるかな?」と考えていませんか?カミングアウトの後、「やっぱりムリ。別れよう」と言われたら「そこまで私のことが好きじゃなかったんだ・・・」と思いませんか?でも、そんな時に彼らがドン引きしているのは、実はその内容よりも、カミングアウトの時期だったんです。

付き合ってから、親に紹介されてから、プロポーズされてから・・・こんなタイミングでのカミングアウトはすべてNG。OKなのは、知り合ってすぐや、付き合う前など、早めの段階で、(表面上だけでも)さらっと知らせてくれるケースだけ。

上記のケースはどれも、彼と知り合ってすぐ・告白されたときなど、「十分に後戻りできる段階」で伝えた女性ばかりです。だから驚かれたりチョイ引きされつつも、彼らの理解を得られたのです。

「知り合う前からわかっていたことなのに、ふたりの仲が十分深まるまで隠しておいて後出しすることのほうが、カミングアウトの内容がひどいものであることより腹が立つ。『卑怯な女だな』と思う」と口を揃えて男性は言い、そんな女のズルさに失望すると言います。

もちろん、早めに黒い過去を彼に伝えることで、進展するはずの恋が終わったり、彼に軽蔑されるケースもないとは言い切れません。でも、その場合はそのまま付き合うこともやはり無理なはず。過去を変えることはできませんが、せめて「後出し・小細工なしで正直に」という姿勢でカミングアウトに臨むのが一番のようです。

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中野亜希

東京在住のフリーライター。 音楽・読書・写真・わんこ・お酒、美容が好き。

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