「私は本命?」と思った時点でNO!恋を進展させるには●●せよ!
巷には、女性読者向けの恋愛をメインテーマに掲げた読み物がごまんと存在します。雑誌だったり書籍だったりインターネット上のニュースサイトだったり……いずれにせよ、どの媒体でも人気を博している読み物は、「男心」に関する記事であることがほとんどです。
つまりこの現象は、何を表しているのでしょうか?
女性向け恋愛読み物激増の背景
私事で恐縮ですが、筆者がライターデビューしたのはちょうど5年前の2009年……当時は、今ほど女性向け恋愛読み物は多くなかったです。それがこの5年で、爆発的にといっても過言ではないくらい、急速に女性向け恋愛読み物が増えました。恋に迷える女性が増えている、何よりの証拠でしょう。
さて、女性向け恋愛読み物の中でも大人気の「男心」に関する記事に関してですが、確かに頷かされる部分がいっぱいあります。世の男性たちが、本命女性にだけ向ける言葉だったりしぐさだったりセックスの仕方だったり……。それらの読み物を読むことで、多くの女性たちは「この間の○○君のあの態度にはどういう本音が含まれていたのかしらん?」と、確認作業を行ないたいのでしょう。裏を返せば、ほとんどの女性たちが「自分は、いま現在『いい感じ』の男性から、本命と認識されている!」という認識が持てていないことになります。
本命認定されていない事実を認めよう
「△△という言葉は本命女性にしか言わないって書いてあったから、脈アリが期待できるかも!キャッ」とワクテカするのは確かに楽しいものです。しかし、あえてドライな見方をすると、「私は○○君にとって本命なのかしらん?」という疑問が湧いている時点で、残念ながら本命ではないケースがほとんどのように見受けられます。
まずは、この残念な現実を受け入れましょう。「悔しいことに、自分はまだ○○君から本命認定されていないようだ」という認識をはっきりと持つのです。
確認作業よりも脳内会議を!
ここまで読めば、もうおわかりですね。本命認定されていないあなたには、「LINEのあのスタンプは好意の証しかしらん?」「クンニリングスに10分以上かけるってことは好意の証しかしらん?」などと、確認作業をやっている時間はないのです。そんなことよりも、本命認定されていない自分はどのような作戦をとるべきなのか脳内会議を行なったほうがよっぽど建設的です。
男心確認作業をするなという意味ではないですが、そればかりに躍起にならず、具体的な作戦を練ることもお忘れなく。
コラムニスト。『つけちゃうぞ!大人の保健体育』(遊タイム出版)『テレフォンセックス裏物語』(幻冬舎)『Sの妹Mの彼女』(遊タイム出版)など、性愛に関する著書多数あり。
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