fbpx

第7夜~出会いがありません【お悩みトゥナイト】

お悩みトゥナイト7

「結婚できる女になる」ための情報を発信中の「DOKUJO」。しかし、世の中には多くの女子が様々な悩みを抱えています。そんな女子を救うべく、「プロの独身」である編集長・東香名子が、あなたのお悩みに直接お答えします。

お悩み「出会いがありません」(ラッスンゴレ美さん/28歳)

「出会いがないんです。職場もオジサンしかいませんし。どうしたらいいですか?」(ラッスンゴレ美さん/28歳)

編集長・東「出会いがないって言うけどさ……」

ラッスンゴレ美さん、今すぐ山手線に飛び乗って新宿駅に行ってください。ここは乗降客数世界一。毎日平均335万人が利用し、ギネス世界記録認定もされています。おそらく200万人くらいの男性と出会えることでしょう。

――というのは冗談ですが。ラッスンゴレ美さん、出会いがない、のではありません。出会いを探していないだけ

江國香織が「恋は落ちるもの」というならば、わたくし東香名子は「出会いは探すもの」といいましょう。会社に行ってもバーコードのオッサンしかいないのであれば、そのバーコードさんに「息子さんを紹介してください」と自らの髪を振り乱して哀訴嘆願したことはありますか?

常に「出会いがある」と思われている女性は、出会いを見つける力に長けています。いかなる時でも、出会いのセンサーが全開。ラッスンゴレ美さん、あなたは「出会い」はあるのに見えてないだけなんです。出会いセンサーを最大限に上げてみて。

1日何人の男と出会ってると思う?

出会い自体は毎日あるでしょ。一日家に引きこもっているか、南極に暮らしていなければ。朝、家を出て、一日過ごし、家に帰るまでに、何人の男を見たか、数えてみなはれ。日本野鳥の会ばりの双眼鏡とカウンターを使うも良し。

実際に、私が1日やってみましたら、通勤ですれ違う人、道ですれ違う人、コンビニの店員、駅員、会社のバーコードのオッサン、佐川の兄ちゃん、頭にタオルを巻いて腕組みしているラーメン店主、惣菜に値引きシールを貼ってくれる係の人、駅で段ボールをお布団にしている方など……数えられる範囲で、なんと657人の男と出会っていました(スマホのカウンターアプリを使用)。

これが1ヶ月、1年と続けば天文学的な数字の男性に会ってることになります。

……え?ええ、はいはい、ラッスンゴレ美さん、「こんなの出会いのうちに入らない!」ですって?じゃ、あなたの言う「出会い」ってなんでしょ?

ハンカチを落として、拾ってくれた人に一目ぼれ?それとも、出会った瞬間にお互いがなんかイイナと思って、どちらからともなく付き合った、なんてシチュエーション?そんな出会い頭の恋なんて今日びないのよ。単なる都市伝説よ。

きっとラッスンゴレ美さんは「だから自然な出会いだってば!」と言うのでしょう。その自然な出会いが、新宿駅ですれ違う人、道ですれ違う人、駅員、コンビニの店員、惣菜の値引きシール係、なのです。「私が好きになるレベルの男がいない」ですって?それは第5夜「ろくな男がいません」を読むべし。

とにかくすれ違う男、ひとりひとり、レコード屋でレコードを探すかのように恋愛対象にならないかチェック。タイプの人がいたら進撃あるのみ。それくらいのガッツがないと、彼氏はできません。なんたって私たちは、小ジワの増え始めたアラサーなんですから。

踏み出せば、その一足が出会いとなり、その出会いが恋となる。迷わず探せよ、探せばわかるさ。1、2、3、ダー!

【今夜の格言】出会いは灯台下暗し

東に聞いてもらいたいお悩みを募集!

「恋愛コラムを読んでも、結婚できる気がしない!」「自分の何がいけないのかわからない!」「プロの独身・東から金言を授かりたい!」とお悩みの女子の皆さんからのお悩みを募集いたします。

相談内容はコチラのメール、またはDOKUJO編集長・東の公式Twitterにてご応募ください。

東 香名子

コラムニスト。東京独女スタイル編集長を歴任。1983年生まれ。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックなコラムを得意とする。雑誌「デートスペシャルなび」で連載中。テレビ、雑誌、ラジオ等各方面で活躍中。電子書籍「モテる!ソーシャル恋愛術」「ここで差がつく街コンテクニック」等。趣味は鉄道。

>> article
この記事を読んだ人におすすめ