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実は出会えない?「趣味コン」の意外な落とし穴【東のEditor’sEYE】

同じ趣味を持つ男性と出会いたい!そんな女子の期待に応え、最近は映画やアニメ鉄道など、趣味つながりで男女が出会う婚活「趣味コン」が増えています。さぞかし話が盛り上がり、カップル率も高いのではとの想像するのですが、参加者に聞くと、どうやらそうでもないご様子。趣味コンの意外な落とし穴って?

 趣味の話以外は禁物!?連絡先を交換できる雰囲気がない

「とある番組を好きな人が集まる婚活に行きました。コアなファンがいることで有名な番組なので、みんな番組の話で盛り上がっていました。しかし、どこに住んでいるとか、仕事は何をしているとか、婚活で話すべき身の上話はゼロ。連絡先の交換など、そんなことはできる雰囲気ではありませんでした」(29歳/ジュエリー)

婚活のはずが、ただのオフ会と化してしまったよう。共通の話題で盛り上がるだけで帰るのは、恋愛に発展せず本末転倒です。お互い「出会いを求めている」ということを自覚しておきたいものですね。

 男性の知識の浅さに満足できなかった

「歴史マニアの私は、日本史好きが集まる婚活に行ってみました。歴史トークで熱く、特に私の好きな鎌倉時代などで盛り上がりたかったのですが、参加男性の知識の浅さにガッカリ。フラストレーションを貯めて帰ってきました」(30歳/公務員)

マニアックな女性は、自分と同等またはそれ以上の知識を持つ男性でないと満足できないのかも。あまりに深すぎる知識を持つ女子は、趣味でのマッチングは難しいということがありそう。

 趣味じゃない人もナゼか来る!?

 「映画好きの私は、映画婚活に行ってみました。しかし、なぜか来ている人は映画が趣味でない人ばかり。聞いてみると『映画好きの彼女が欲しかった』とのこと。男ってよくわからない」(27歳/銀行)

 趣味コンですが、必ずしもそれが趣味の男性が来るワケではないようです。趣味が同じである人と出会いたかった女性にとっては、ちょっとガッカリな結果に。

 定番のものからニッチなものまで、豊富な選択肢がある「趣味コン」。趣味が出会いのとっかかりとして機能するよう、うまく攻略していきたいものですね。

東 香名子

コラムニスト。東京独女スタイル編集長を歴任。1983年生まれ。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックなコラムを得意とする。雑誌「デートスペシャルなび」で連載中。テレビ、雑誌、ラジオ等各方面で活躍中。電子書籍「モテる!ソーシャル恋愛術」「ここで差がつく街コンテクニック」等。趣味は鉄道。

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