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第13夜~なかなかプロポーズしてくれません【お悩みトゥナイト】

「結婚できる女になる」ための情報を発信中の「DOKUJO」。しかし、世の中には多くの女子が様々な お悩み を抱えています。そんな女子を救うべく、「プロの独身」である編集長・東香名子が、あなたの お悩み に直接お答えします。

お悩み 「なかなかプロポーズしてくれません」(ルンバさん/31歳)

彼がなかなかプロポーズしてくれません。彼とは付き合って5年が経つのですが、一向にプロポーズの気配がありません。なんとなくそういう話は出すのですが「仕事が落ち着いたら」「今、考えてはいる」と言って、いつも濁されます。私は本当に結婚できるのでしょうか?(31歳・ルンバ)

東編集長「結婚したい女子が似ているものは……」

結婚、濁されちゃってますか。そして、ルンバさんは濁されちゃってるのを気づいちゃってるのですね。アラサーカップルのありがちな悩みです。

ところで「結婚したい女子」「セックスしたいヤリチン」は似ています。女性はすぐ結婚したいけど男性は慎重。男性はすぐセックスしたいけど女性は慎重になりますよね。

もし出会って間もない男がやる気満々で「まだ?まだ?ハアハア」としていたら、「うわ、キモ!」「もう少し関係を築いてから」とお茶を濁したくなりませんか。もしかしたらルンバさんも、盛りに盛った男のような表情をしているのかもしれません……。

会う度に、「まだ?まだ?」と顔に書いてあると、彼も気分がよくありませんよね。まずは一旦、プロポーズ待ちをやめるべしです。

30過ぎたらプロポーズされる夢を捨てろ!?

とはいえ「プロポーズ」は女の夢ですよね。未来の結婚相手は私にどんなプロポーズをしてくれるのかしらんと、夢見る乙女心。しかしながら夜景の見えるレストランで、パカッと指輪を差し出して……という儀式めいたものを経て、結婚しているカップルって、実はあまり多くないですよ。

「男性からいきなりプロポーズをしてくれるもの」という思い込みは、30過ぎたら捨てましょう。私の周りのアラサーの夫婦は「そろそろ結婚しときますか~」という感じで、日常の雑談の中で結婚にたどりついているケースが多いようです。交際が長ければ長いほど、その傾向があるみたい。そのあとに「きちんとプロポーズしてよ」と彼女が要求し、彼がプロポーズをやってあげる、なんて話も聞きますね。

それくらい30過ぎるとプロポーズは現実的なのです。「えええぇぇ……私の思い描いてたのと違うぅ~」なんて顔をしかめないで。結婚できればどっちでもいいでしょうが!

「結婚会議」を開くべし

さてルンバさん、これまで間違いを犯していたかもしれません。これまで「なんとなくそういう話を出す」つまり、なんとなく結婚したいと匂わせていたのですよね。なんとなく話をするから、なんとなくで濁されるのでは?

たしかに、いきなり結婚を切り込んで彼に引かれるのは絶対嫌……という女心もわかります。しかし、なんとなく結婚の話を出すのは、大人の女性としてあまりにも責任感がありません。コイツ本気で言ってんのか、と。

ですので、しっかりと彼が逃げられないように真剣な表情で、「結婚会議」を開くべきです。決して結婚を押しつけたり、脅迫してはいけませんよ。

1人の人間として、なぜこのタイミングで結婚したいと思うのか、これをきちんと議題にあげ、プレゼンするべきです。 「私は結婚したいと思っているけど、あんたはどう?」とビシッとハッキリと言葉にして。そこに、ルンバたる人生の重さを感じさせて。

彼は5年も一緒にいたのですから、その話し合いに参加する義務は大いにあります。ただし、5年も一緒にいたからとはいえ、彼に結婚すべき義務はありませんよ。そこ、間違えないように。

自分から真剣に結婚の話題を出すのは勇気が要りますが、それくらい私は人生を真剣に生きてるんや、ということを見せつけていきましょう。

今夜の格言:女性から、「真・剣・に」結婚の話を切り出すべし

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東 香名子

コラムニスト。東京独女スタイル編集長を歴任。1983年生まれ。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックなコラムを得意とする。雑誌「デートスペシャルなび」で連載中。テレビ、雑誌、ラジオ等各方面で活躍中。電子書籍「モテる!ソーシャル恋愛術」「ここで差がつく街コンテクニック」等。趣味は鉄道。

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