失恋時にポイントが！ひとつの恋愛が長続きしない人の特徴

あなたは恋愛が長続きするタイプですか？積極的に相手を見つける姿勢は大事ですが、できることならひとりの相手と長く付き合っていきたいと思いますよね。結婚を考えている女子なら尚さらのこと。一体恋愛が長続きするタイプと、そうではないタイプの違いはどこにあるのでしょうか？

 

恋愛が長続きしないタイプってどういう人？

恋愛が長続きしないと聞くと、私たちは飽きっぽかったり、「ほかの異性に目移りしやすいのかな？」と思ってしまうものです。

なかには相手の性格や相性を無視して、恋に走ってしまったばかりに関係が長続きしなかった……という経験を持つ女子もいるかもしれません。

心理学によると恋愛が長続きしない人は、恋愛が失敗した時に失敗と捉えない人に多いといいます。つまり、恋愛が失敗した時にどう考えるかで、その次の恋愛が長続きするかどうかが決まるようです。

長続きしない人にはこんな特徴が

もし彼との関係がもうダメだとわかった時、あなたは「もういいや。あんな人のことは忘れよう」と考えますか？それとも「私に至らぬところがあったから……」と、自分を攻めてしまうタイプでしょうか？

というのも心理学では「原因の帰属」という言葉があり、これには「内的帰属」と「外的帰属」の2パターンがあるといわれています。

まず恋愛がダメになった時「私がキレイじゃないから」「私の思いやりが足りなかったから」と、自分に原因があると考えるのは内的帰属です。

反対に「縁がなかった」「相手が悪い」といった、自分以外の部分に失敗の原因を向けることを外的帰属というそう。

内的帰属は自分を責めてしまう分、立ち直りが遅いですがその分、失敗を繰り返さない可能性が高いといわれています。一方で外的帰属は、失敗に対する反省がないため立ち直りが早い分、恋愛をしても同じことを繰り返してしまうのだとか。

長続きする恋愛をするためには？

実際、アメリカの研究でも、外的帰属の人の方が恋愛経験が多いという結果が出ています。つまり、恋愛経験が豊富な分、ひとりの人と長続きしない可能性が高いということなのです。

とはいえ、恋愛は別れ方にとっても外的帰属タイプと、内的帰属タイプに別れるものですよね。

それこそ男性の見る目がないばっかりに、都合のいい女になってしまった……なんて時は、自分に否があると思いながらも「ろくでもない男に引っ掛かっちゃったな……」と、相手を避難しても仕方がないものです。

あまり自分を攻めすぎてもいきませんが、かといって相手のせいにし過ぎても自分の欠点を直すことはできません。恋愛はお互いの気持ちが一致して、初めて関係が成り立つもの。

「自分に至らないところがあったかもしれない」「でも、◯◯のそういうところは直した方がいい」など、お互いの気持ちに素直になることでふたりの関係も深まっていくはずです。

いずれかのタイプに当てはまる女子は、自分の恋愛タイプをよく理解したうえで彼との関係を見直してみると、いつまでも彼と仲良くいられて結婚後も上手くいくのではないでしょうか。

【参考文献】
『すぐに使える！心理学』渋谷昌三著（PHP研究所）