やめさせたい!不倫中の友だちへの助言OKワードとNGワード
「今、既婚者の男性とお付き合いをしているの……」
友だちからこのような暴露をされたとき、あなたならどうしますか? きっと「あ、へえ~。そうなんだ、不倫ね……」と次の言葉に詰まってしまうと思います。
不倫は絶対にいけないものだとわかっているし、それを平気でやってしまう友だちに幻滅してしまうかもしれません。でも、本当に大切な友だちであれば、何とかしてやめさせたいし、助けてあげたいと思うのも事実。
そこで今回は、友だちの不倫について女性の方々から伺ってきました。これを言って友だちが不倫をやめてくれたというOKワードもあれば、ますますどん底にハマらせてしまったというNGワードもあるので、不倫中の友だちに悩んでいる方は参考にしてください。
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【OKワード】「あなたが傷つくのなら応援はしないよ」
「不倫をしている友人には、傷つくようであれば、応援はしないし、場合によっては止めるよと優しく言い聞かせていました。そう念押しをしたうえで相談に乗り続けていたら、相手の既婚者と別れてくれました」(28歳/保育士)
不倫中の女性って、第三者の意見に聞く耳を持たないのですよね。それこそ、むりやり別れさせようとしても無駄なのです。とは言え、放っておくこともできない。それなら、時間をかけて、優しい言葉で止めるようにしてみては? 親身に話を聞いてあげることで、自分のアドバイスを聞き入れてくれる状況をつくりだすのです。
【OKワード】「そんなオッサンよりも素敵な人紹介してあげるよ」
「彼との不倫関係でボロボロになっていた友だちを見かねて、週3で合コンをセッティングしました。部屋でひとり、彼からの連絡を待ち続けるよりは、外で人と会っている方が気分もまぎれるだろうと。でも結果的に新しい彼氏ができて、既婚者の彼とは別れられたみたいです」(29歳/広告)
男の傷は男で癒す。不倫でボロボロになった心を癒してくれるのは、新しい男の存在です。不倫中の女性も、既婚者の彼しか見えていないから、どんどん不倫にハマってしまうのでしょうね。でも、新しい出会いがあれば、その考えも変わります。「こんな男のために無駄な時間を過ごしてしまった」ということに気付いてくれるはず。
【NGワード】「不倫はダメだよ!絶対に別れるべき」
「学生時代の友だちが既婚者と付き合っていると知り、『不倫なんて信じられない、絶対に別れるべき!』と説教をしたら、『あんたに何がわかるのよ!』と相手が逆ギレ。それ以来、連絡をとっていません」(32歳/主婦)
不倫中の女性は周りが見えていません。頭ごなしに否定したところで、友だちの不倫熱を燃え上がらせてしまうだけ。また、本人も不倫がいけないことだというのは重々承知しています。それを改めて友だちから言われると、腹が立ってしまうのでしょうね。説教してしまう気持ちはわかりますが、本当に不倫をやめさせたいなら、怒って別れさせようとはしないように。
【NGワード】「好きにすればいいと思う」
「恋愛は本人同士の自由だし、好きにすればいいとアドバイスしたんです。どうせ、言わなくてもそのうち別れるだろうと思って。でも、私のその一言で彼女がますます既婚者の彼にハマってしまいました」(30歳/アパレル)
そもそも、大人同士の恋愛に第三者が口をはさむ必要はないし、後悔することになっても、それは本人の責任。そう思い、「好きにすれば」と友だち本人の意思を尊重させてあげる人もいるでしょう。しかし、それを真に受けて、本当に自分の思い通りに行動し、痛い目を見る人もいます。バカだと思うでしょうが、それほど、不倫中の女性は気持ちだけで動いてしまうのです。友だちの泣く姿を見たくないのであれば、自由にさせすぎるのもいけないようです。
不倫は自分だけでなく、周りの人も傷つけるし、失うものも大きい。でも、不倫中の女性には、その助言すら届かない場合があるのです。結局は、本人の気持ちが変わるのを待つしかないのでしょうね。とは言え、友だちが不幸になっていくのを黙って見ていることもできない。そんなときは、友だちの気持ちが徐々に変わっていくよう、時間をかけた説得をしてみてはどうでしょうか。きっと、いつかは気づいてくれるはずです。
フリーライター/コラムニスト/コスメコンシェルジュ。
高校時代は青春のすべてをギャルサーにささげた生粋の元・ガングロギャル。アパレル販売・営業、ホステスを経て2011年よりライター活動開始。得意ジャンルは恋愛、美容、漫画、ゲーム、レジャー。コラムや取材記事中心にお仕事をしています。
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