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年収300万で大丈夫?婚活女性が男に求める最低年収アンケート

ずばり、あなたは今付き合っている彼に年収を訊いたことがありますか?相手の年収が予想以上に低かったら……

将来、結婚相手に求める条件は色々あるでしょうが、リアルな話で考えると真っ先に条件として出てくるのが年収ではないでしょうか。

20代半ばまでなら顔が良ければOKと思うかもしれません。でも30代になったら、いくらイケメンでもお金を稼いでいない男性との結婚は無理だと考える人が多いでしょう。

今回は、DOKUJO読者の男女に相手に求める最低年収についてアンケートをとりました。また、結婚に年収は本当に一番必要なのことなのか色々紹介します。

女性に訊く、結婚を考えている彼氏に求める最低年収は?

女性519人に「結婚するなら相手の最低年収は?」と聞いた結果がこちら。

質問:結婚するなら相手の最低年収は?

第1位:400~500万  24.0%
第2位:300~400万 20.2%
第3位:500~600万 19.5%
第4位:900万以上 11.4%
第5位:600~700万 8.9%
第6位:700~800万 7.7%
第7位:200~300万 4.0%
第8位:800~900万 2.5%
第9位:100万以下 1.0%
第10位:100~200万 0.8%

対象:DOKUJO30代女性読者
期間:2017/09/30-2017/10/19
回答数:519人

第1位~第3位を足すと60%以上になるので、平均的な最低年収の理想は300万円から500万円台だということが明らかになりました。

平成28年度民間給与実態統計調査(国税庁)によれば、 サラリーマンの平均年収が422万円になっており、これを男女別にみると、平均給与は男性521万円、女性280万円です。

実際に結婚相手への理想年収が1,000万以上と言っていたが、年収300万と250万の男性と結婚した女性2人に意見を訊いてみました。

「大学生くらいの頃からずっと男は年収1,000万は稼いでくれないとダメだって思いこんでて、それに当てはまる人ばかりを探していたんです。でも、そういう男性と実際に付き合うと、いつもケンカ別ればかりしてて。

ちょっとだけ結婚を考えたので年収を聞いてみたら300万だって言うんです。でも自然とその人との将来はリアルに思い浮かべられたので結婚を決意しました」(Fさん/33歳/経理)

「私は3年くらい婚活をしていたんですけど、それに疲れちゃって。年収1,000万に合う人を紹介してもらってたけど、ピンと来る人はいないし、それなりに服とかにも気を遣うから自分の出費も多くて……。

思い切って一旦婚活を止めた時期に男性と付き合ってみたら、年収は250万でした。本気で私のことを愛してくれて結婚して幸せです」(Mさん/32歳/化粧品)

年収300万というのは、女性の平均給与の少し上をいく数字なので、女性は男性に自分よりは少し多く稼いでくれている人を最低限求めているといえるでしょう。

実際に結婚した女性たち3人(それぞれ相手の年収が300万、400万、500万代)に結婚してみてお金の問題がどうなったのかを聞いてみました。

年収300万の旦那さんと結婚した女性の意見

「私の場合は、自分も大体年収300万なんです。結婚前に彼の年収を最初に聞いたときはちょっと不安になりましたけど、結婚後も仕事をして良いよって言ってくれていることと、彼の貯金が結構あることがわかったので、結婚してみたら意外と苦労はなかったです。」(29歳/販売)

年収400万の旦那さんと結婚した女性の意見

「私の年収が300万くらいで、彼の400万と合わせると世帯年収が700万でしょ。ただ、2人とも独身の間にはそんなに貯金を考えてなかったのがあるので、結婚してからはかなり2人で節約して将来のために貯金するようになりましたね。2人で暮らすようになったとしても、使うお金が倍になるわけではないので、2人で力を合わせれば問題ないと思います。」(30歳/営業)

年収500万の旦那さんと結婚した女性の意見

「私が年収250万くらいで、彼が500万だから2倍稼いでるんですよね。結婚前はそれがすごく魅力に思えたんですけど、結婚してからは、実はかなり生活の違いが見えてきて苦労することもありますね。彼が着るスーツとかにかけてるお金が、私が考えてた額と全然違ったりして驚いたりとか。夫婦で年収の差がありすぎると、お金的には余裕があっても使い方でお互いに不満がでたりすることもあるんだなぁって実感しています」(31歳/事務)

こんな風に生の声を聞いてみると、年収が300万だとしても贅沢な暮らしをしなればやっていけるかもと思えませんか?

男性に訊く、結婚を考えている彼女に求める最低年収は?

独女の読者男性に「結婚するなら最低限彼女に稼いで欲しい年収は?」と聞いてみたアンケート結果がこちらです。

質問:結婚するなら最低限彼女に稼いで欲しい年収は?

第1位:年収500万以上  14.4%
第2位:年収100~150万 12.8%
第3位:年収300~350万 12.2%
第4位:年収150~200万 10.6%
第5位:年収250~300万 9.5%
第5位:年収50~100万 9.5%
第7位:年収200~250万 8.7%
第8位:年収50万以下 8.2%
第9位:年収350~400万 7.1%
第9位:年収400~500万 7.1%

対象:DOKUJO男性読者
期間:2017/09/19-2017/10/19
回答数:368人

なんと年収500万円以上が最多で14.4%という結果に!男性にだって求めるのがちょっと酷な額なのに、男性は女性にもこんなにも多くを求めているんですね。

でも安心してください。第2位、第3位は、年収100~150万、年収300~350万とまだ手が届きそうな額です。

ただし、国税庁が発表している民間給与実態統計調査結果では、女性の平均年収は280万円となっています。このことから考えると300~350万という年収も少し高望みされていると言えるかもしれません。

彼女の年収500万円を求める彼氏の意見

ここで、実際に結婚する相手に年収500万円は稼いで欲しいと思っている男性たちに話を聞いてみました。

「自分が1,000万円以上の年収があるので、最低その半分くらいかなってざっくり考えた結果ですね。ただ年齢によっては年収が低くなるのは仕方ないかなとも思うので、相手の年齢が自分と同じだと仮定した場合ですけど。年下ならもう少し少なくてもいいかな」(34歳/自営業)

「僕が全然ダメなので、ヒモにしてもらえたら……。もちろん自分が働かないといけないのはわかってるんですよ。だから、希望を言わせてもらえるなら彼女の側にたくさん稼いでもらえることを期待しています」(27歳/販売)

「後々の教育費や住宅費を考えると、2人合わせて年収1,000万あれば安心できそうだから。2人で生活していくだけなら、世帯年収が500万くらいでもやっていけると思うんですけど、やっぱりもう少しないと不安ですよね」(29歳/建築)

こんな風にそれぞれの思惑があるようですが、多くの人は現実の厳しさからなるべく貯金をしたいという感情を持っている様子。

彼女の年収100万、扶養範囲の稼ぎでいいという彼氏の意見

逆に、結婚相手には年収100~200万程度稼いでもらえれば良いと思っている男性たちはどんな気持ちなのでしょうか?

「バリバリ働かれると自分の立場がないですかね。男だから彼女とか奥さんの方が年収が上ってなるとちょっとプライドが……っていうのが正直なところです。もちろん自分はどんどん収入増やしていきたいと思っていますけど、今のところそんなに稼げていないので彼女とかには少なめを望みます」(26歳/IT)

「家で家事とか子育てとかの方をしっかりやって欲しいので、仕事を頑張って稼いで欲しいっていう感じじゃないですね。僕があまり家事とか得意じゃないので、家のことは任せる代わりに、仕事は軽くでいいと思っています」(30歳/銀行)

「稼いでくれたら嬉しいけど、稼ぎで相手を決めるわけじゃないから、なんとなく最低限レベルを求めました。あと僕の偏見が入っているかもしれませんが、たくさん稼いでいる女性って気が強そうとか男を尻に敷きそうっていうイメージがあって、ちょっと苦手なんですよ」(31歳/金融)

年収が低くてもOKという男性たちは、逆に家での家事などをしっかりしてくれる女性を求める傾向にあるようです。

この傾向から考えると、収入が多少少なくても家事育児などがしっかりとできそうという印象を与えられれば、男性は家のことを任せられると認識して結婚へのステップも早まるかもしれません。

彼女の年収ゼロでもいいという彼氏の意見

実際のところ、相手への理想年収が高い人と低い人では、年収以外に求めるモノに違いはあるのでしょうか?

先ほど話を聞いた男性に、結婚で一番重要視することを聞いてみました。

「一番は協調性ですかね。夫婦生活ってお互いに相手に譲り合ったりしていかないと成り立たないと思っているんですよ。そこでワガママ放題言うような女性とは、ちょっと長くは付き合っていけないなと思います」(34歳/自営業)

「僕は女性にリーダーシップを求めますね。リーダーシップと言うか、僕のことをガンガン引っ張って言ってくれる人が良いなぁって思ってます。」(26歳/IT)

「結婚を考える女性は、たぶん一緒にいて心地良いことが重要だと思います。結婚したら一生一緒にいるわけで、そこで相手に気を遣わないといけない状態なのはどこかで無理が生じるでしょう。」(26歳/IT)

夫婦共働きのほうが家族円満になれる理由

男性が結婚相手に求めている年収が意外と高くて驚いた人も多いのではないでしょうか?

とはいえ、男性たちはそこそこの収入がありながら、女性として男性を立ててくれたり、家での仕事をしっかりこなしてくれる人を求めているようです。

調査では共稼ぎのほうが、稼ぎがいいという調査結果もあるようです。

 

男女ともに給料が上がりにくい時代だから

しかし今の日本は、正社員でも給料が上がりにくい時代。男性のお財布ばかりをアテにしていると、結婚はますます遠のいてしまうかもしれません。今回は「収入と結婚生活の関係」について興味深いデータをご紹介します。

コーネル大学が行った最新の研究では、カップルは、パートナーと同じぐらいの収入を得ている場合にのみ、結婚する可能性が高くなり、離婚の可能性も低くなることが分かりました。

住宅ローン、子どもの教育費、老後の資金……。結婚生活はとにかくお金がかかるもの。サラリーマンの給料が伸び悩むなか、結婚が経済的かつ“心理的な負担”となることも少なくありません。

この研究を行ったパトリック・イシヅカ氏は、「平等は安定を促進する。男女間における経済的貢献の平等こそ、夫婦をつなぐカギとなるだろう」と語っています。

経済的に自立した女のほうが魅力に見える

最近は、結婚しても仕事を続ける女性が増えています。しかし中には、「今の仕事は残業も多いし、結婚したらパートに切り替えたい」「妊娠、出産したら続けられないかも……?」とゆるキャリ願望をお持ちの独女も少なくないはず。

筆者の周りでは、「自分が仕事をやめても安心して暮らしていけるように、結婚相手の年収は最低でも600万は欲しい!」という女子のホンネも耳にします。しかしイマドキ「結婚したら家庭に入ります」というアピールは、今の男性には引かれるだけ。

女性から経済的に依存されると、男性はプレッシャーしか感じないのです。結婚はおろか、お付き合いを続けることすら重荷となってしまいます。

むしろ婚活市場では、「きちんと貯金をしていること」「仕事にやりがいを感じていること」など、経済的に自立した女性をアピールすべき。

万が一、離婚しても経済的に自立していれば問題ない

この先、何十年も続く結婚生活。最初はラブラブだったとしても、それがずっと続くわけでありません。

夫婦仲が冷え切ってしまったり、嫁姑問題で悩んだり……。もうこの生活から抜け出したい!と思ったとき、経済的に依存している女性は、どうなるでしょうか。

十数年もビジネスの世界から離れていると再就職も難しく、これといって手に職もない。自分の力ではどうすることもできず、夫の言いなりになるしかありません。

一方、経済的に自立していれば精神的にも余裕があり、自分にとって最良の選択ができます。

料理教室で花嫁修業をするなら、もっと仕事を頑張って自活をしましょう。それが結果として、幸せな結婚生活を導いてくれるかもしれません。

彼との結婚を考え出すと、相手の経済力が気になり出す女性は多いでしょう。彼の仕事が安定していることはもちろん、稼ぎが多ければ結婚後の生活は正直助かるもの。でも、問題は想像よりも彼の年収が低かった場合です。

それこそ、自分の稼ぎよりも低かったら、どんな風に彼との結婚を考えればいいのでしょうか?今回は、彼の年収が低かったときの考え方についてまとめてみました。

収入より結婚に望むべき必要なこと

結婚は一生に及ぶ問題です。これから生涯にわたって相手と過ごしていくわけですから、ひと言で言ってしまえば、相手への愛がなければ、そもそも結婚しようという話にはならないでしょう。

結婚当初に抱いた愛の気持ちを忘れない

「彼とやっていく」そう決めたなら、ふたりの足並みをきちんと揃えましょう。彼の年収が低くても、結婚生活を幸せにするための工夫を前向きに取っていくことが大事です。

でも、愛だけでは生活していけませんし、子どもが生まれることを考えれば、家族を路頭に迷わすことは、それこそ不幸なことです。そういった意味で、お金は無くてはならないものでしょう。

住む部屋のグレードを下げて、あるいは節約すれば、ギリギリながらもなんとかやっていけるかもしれません。彼以外に結婚を考えられないのであれば、あとはお金の問題(計画的な貯金、場合によっては転職など)をふたりがどう考えて、前向きにやっていけるかではないでしょうか。

金銭感覚の足並みをきちんと揃える

「彼の年収が低くても私が働けば」そう決意ができたら、ふたりの金銭感覚をしっかりと確認しておきましょう。いくら「節約しなきゃ!」と頭では思っていても、何気ない買い物がお金の出費を招いてしまっているかもしれません。

お互いに日頃、何にどのくらい使っているのか。ここはシビアに、ふたりできちんと話し合いましょう。夫婦によっては、お互いの貯金をまるまる見せて、「ふたりのお金は夫婦のお金」として、ひとつ屋根の下で頑張っているケースもあります。

彼が月にいくら、趣味や飲みにお金を使っているのか。あなたも洋服や化粧道具にお金を使い過ぎていないか。制限できるところは、心を鬼にして節約しましょう。入ってくるお金が少ない以上、節約しなければ、お金は何年経っても貯まりません。

デートもお金のかかるプランは避けること。ただし、節約生活では息が詰まってしまうため、年に数回は旅行に出掛ける、週末は外食をするなど。ふたりの関係を盛り上げる工夫がうまく取れると、厳しい状況下でも仲良くやっていけるのではないでしょうか。

生活費を見直して貯蓄を増やす

お金をわずかでも、増やす対策を取ることも大切です。彼の会社で昇進のチャンスがあるなら、ぜひあなたが彼に全面協力してあげましょう。それこそ結婚後の生活で例えるなら、彼が仕事で疲れて帰宅してきたら、お風呂の準備はもちろん、彼の好物を用意しあげる。

何気ないことですが、こうした気遣いが彼のやる気を維持するのだと思います。また、資格試験があるなら、デート場所を図書館にするとか。あなたもキャリアアップを図って、彼と一緒に勉強するとか。

あなたの意気込みに、彼も「頑張らなきゃ!」というやる気がアップするでしょうし、彼の仕事ぶりにいい影響をもたらすことがあるかもしれません。ほかにも、アフィリエイトブログでお小遣い稼ぎをするとか。近所に畑を借りて、農園をしながらご飯の足しにするとか。

お金の足しになることがあれば、どんどんと活用すること。どんな小さなことでも積極的にチャレンジしましょう。ふたりの愛が本物なら、お金を作る苦労も厭わずできるはずです。

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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