Xジェンダーが悩みに答える!「ネット婚活で成果を出すにはどうするべき?」
【20代女性からの相談】
数年間、彼氏ができないまま、アラサーに突入してしまいました。地味で大人しい性格なので、いざ恋をしようにもコミュ障を気にして、なかなか自分から行動できません。
「ネット婚活なら、彼氏ができるかな?」と始めたんですが、気になる人とメッセージでやり取りしていても、途中で途絶えてしまったり、食事に誘われても、いまひとつ気乗りしなかったりで、なかなか成果が出ません……。
セクシャルマイノリティの方は、ネットから出会いを求めることが多いと聞いたんですが、出会いを求めるうえで、なにか秘訣があったらぜひ教えてください。
3つのポイントを押さえて、コツコツと出会いを求めることが近道
こんにちは。Xジェンダー当事者であり、ライターのヒカルです。
最近は婚活アプリや婚活サイトで、出会いを探すこともポピュラーになってきましたね。
特にコミュ障を気にして、合コンや婚活パーティーといった出会いの場に、苦手意識を持つ女性にとって、ネット婚活は挑戦しやすい出会い方ではないでしょうか。
さて、今回はネットで出会いを探すうえでの、秘訣を教えてほしいとのこと。
たしかに私もセクシャルマイノリティの人たちのほうが、ネットから出会いを求める機会は多い印象があります。
というよりもセクシャルマイノリティにとっては、合コンや街コンといった公の出会いの場が少なく、また「友達の紹介で~」という出会い方が難しいからかもしれません。
そのため、ネットからの出会いに抵抗がない人が多い印象です。
筆者の経験からアドバイスすると、ネットで出会いを探すうえでのポイントは、主に3つあるかもしれません。以下、詳しく説明していきますね。
1、プロフィール情報の見栄えをよくする
まずひとつめは「プロフィール情報を工夫する」です。ネットからの出会いって、アプリにせよ、サイトにせよ、一対一のやり取りが基本ですよね。相手の顔写真やら、プロフィール情報やらを見て「あ、この人、格好いいな」と、気になる人ができるのではないでしょうか。
となると、出会いをゲットするには、最低限、顔写真やプロフィール情報を作り込む必要がありそうです。
とはいえ写真を盛りすぎると、デートまでこぎつけられても、想像とのギャップからその後に続くことが少なくなってしまうもの。
もし自分の容姿にあまり自信がないのならば、めいっぱいの笑顔や自然な笑顔など、自然体な顔で勝負してみてはいかがでしょうか。友達に頼んで、一番印象の良さそうな写真を撮ってもらうのも、いいかもしれませんね。
また、プロフィールはできるだけ多くの趣味を書き込むようにしましょう。そうすることで、引っかかる男性の絶対数が増えます。また就活時の履歴書と同じで、悪いことはなるべく書かないように。
手間に感じるかもしれませんが、出会いの場でいうところの、これがあなたの「顔」になります。ちょっとひと手間かけられると、出会いのゲット率は高まると思いますよ。
2、相手への興味に正直になる
続いて「自分の気持ちを大事にする」ことを心がけましょう。
ネットで出会いを求め始めると、相手からメッセージが飛んできたり、自分から気になる人にメッセージを送ったりすると思います。
それこそメッセージが弾めば「今度、一緒にご飯でも」と、相手から誘われることもあるでしょう。
そんな時に大事にしたいのが、相手への気持ちです。興味のない人とムリにやり取りをしても、メッセージは弾みづらいでしょうし、会いたくない人と食事の約束をしても、いい時間は過ごせません。
ネットからの出会いで難しいのは、まさにこの部分です。お互いに相手のことが気になればいいのですが、興味が薄い場合はメッセージが途絶えてしまったり、会う約束が流れてしまったりすることもあるでしょう。それのせいで「自分は恋愛下手だ」と自信を失ってしまっては、勿体ないことなのです。
効率的に出会いを求めるためには、相手への興味にちょっとどん欲に、自分の気持ちに正直になるくらいが丁度いいのかもしれません。
3、定期的なやり取りを心掛ける
最後は、些細なことですが「やり取りはなるべく習慣づける」こと。
日が経過してしまうと、お互いの興味が薄れてしまいがちです。そのため、気になる人ができたら、なるべく定期的にやり取りをし、お互いのタイミングで会う約束ができるといいと思います。
いきなり二人きりで会うのが不安だったら、友達を紹介してグループで会うとか。あるいは、共通の趣味のオフ会に参加して、そこで会うとか。
いずれにせよ、相手と会ってみないことには、恋はスタートしません。
始めは不安でしょうから「こういう出会いって初めてで……」と、それとなく相手にも相談しながら、会うタイミングをふたりで模索できるといいかもしれませんね。
思うように出会いがゲットできなくても、コツコツと出会いを求める姿勢は、リアルの出会いの場と案外同じかもしれません。
ステキな出会いがありますよう、ちょっとでも参考になったなら嬉しいです。