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絶対読んでおくべき、超オススメの恋愛小説3選

気持ちトキメク12月、本屋でも恋愛本が数多く並んでいます。リアルな恋愛だけでなく、 恋愛小説 からも「恋」や「愛」を学んでみませんか?

今、話題沸騰中の恋愛小説から、恋愛に効果のあるオススメの 恋愛小説 3選を独自の観点からご紹介します。映像では得ることのできない恋愛観をあなたにも是非感じて頂けたら、と思います。

『恋のゴンドラ』東野圭吾

多くの書店が一押し、本屋に行くと必ず目に付くところに置かれている、この作品。東野圭吾と言えばミステリーかと思いきや、現代の恋愛模様をリアルに描いたストーリーなのです。

全7章からなるこの作品の第1章は、波乱万丈の幕開けとなります。この作品の舞台となる「スキー場」、そしてこの作品のカギとなる「ゴンドラ」。ゴンドラに乗る1人の男。連れている女性は、浮気相手。そこに偶然にも、婚約中である同棲相手の女性が。この本の帯にも書かれている「この恋の行方は天国か地獄か」という言葉、既に第1章から地獄です。

ここで終わり?と第2章から全く違ったシチュエーションで新たな登場人物が5人現れ、第1章とは異なるストーリーが始まります。浮気男がメイン?と第1章で感じていたのに、第2章からは真面目な男性が話しの主に。予想のできない話しの流れに、先ほどと同じく本の帯に書かれている「イッキ読み」状態に陥ります。

計8人の様々な恋愛模様が全て今風な形なので恋の展開が面白く、その登場人物がカップル・夫婦・恋愛に発展しそうな男女・結婚に辿り着くカップルなど誰が読んでも共感できる、寄り添える人物がいるようになっています。7章読み終わって初めて全ての繋がりが見えてくる、そんな不思議な作品です。最後の結末も「天国か地獄か」という場面があり、男女共にハマる要素がたくさん詰まっていて恋愛に効果的です。

恋愛小説として一気に読んでもらいたい作品ですね。浮気男に真面目な男性、プレイボーイや既婚男性、いろんな男性の心理を見ることができるので恋愛の枠がグッと広がると思います。しかも、出てくる女性の心理にも共感できる所がたくさんあります。

結局、全てのカギを握っていたのはプレイボーイの男性だったのではないでしょうか。恋愛に友だちが絡んでくるので、有難い存在と捉えるか大きなお世話と感じるかは読む人によって違ってくるのではないでしょうか。女性の立場として読んだ感想は「男性の軽はずみな行動・言動は慎むべし」といったところでしょうか。恋愛の枠を広げたい人には是非読んでもらいたいですね。

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』七月隆文

『君の名は。』に続く映画化決定12/17公開、大ヒット間違いなしの泣ける恋愛ストーリーです。20歳の男女が電車で出会い一目ぼれするという、一見普通のありきたりな恋愛小説かと思いきや、そこから短い期間に詰まる二人のストーリー展開に切なく哀しい感情が押し寄せ、ただただ泣けてきます

タイトルからしてまず、ドラえもん的なSF・ファンタジーな世界なのかという予想が。有り得ない話しに入り込めない人には、読み始めることに少し抵抗があるかと思います。でも、有り得ないことだとわかった時点で既に入り込んでしまっているんです。解説してしまうと面白味が無くなるので、恋愛という観点から見るとどうであるかをまとめてみます。

一言でいうと、まさに「運命」なのではないでしょうか。登場人物の男女が過ごすその時その時を、お互い全く違う形で捉えて二人一緒に日々を送っているのです。けれども恋愛として成り立つところが、「運命」として恋愛は出来上がっているのではないかと思わせる、理解するには難しいものなのだということを。

恋をすることに意味など必要としない、直感が大事なのかもしれません。相手がいる以上、一人で考えても無駄、当たって砕けろ的に進む恋愛も決しておかしいことではないのでは?どうせ運命は決まっている、だとしたら考えたって無駄という捉え方ができます。

逆に、運命がどうなるかわかっていても、結局は運命通りに動きたくなる、そんな気持ちもこの作品では感じさせてもらえます。読む人によって捉え方が全く異なる、恋愛の観点がガラッと変わるかもしれない、恋愛効果抜群の作品です。恋愛に慎重な人には是非読んでもらいたい作品ですね。

『四月になれば彼女は』川村元気

大ヒット映画『君の名は。』のプロデューサー川村元気が書く恋愛小説、これだけでも興味が湧く人もいるでしょう。それに加え、この本の帯には『君の名は。』の監督を手掛けた新海誠と、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』に出演し、「逃げ恥」ダンスでも話題の星野源の二人のコメントが書かれている。まさに今読むべき恋愛小説なのではないでしょうか。恋をする、恋に落ちるという恋愛小説ではない全く別物の恋愛作品に、読み終わると感慨深いものが胸に込み上げてくるでしょう。

結婚を控えた男性へ、大学時代の元カノから突然1通の手紙が。その手紙をきっかけに、自身のセックスレス、また妹夫婦のセックスレス問題、同僚の女性の恋愛の悩み、などを通して12か月間「恋愛」について考えさせられることになります。生きている証を恋愛によってこそ感じられるのだと、生死にまでも言及しています。

結局、元カノは手紙から彼へ何を伝えたかったのか?と思うでしょうが、そこもまた変わった結末になっているのです。彼女は、手紙を送ることによって自身に気付かせたかったのだ、と。人騒がせな、と思う感情は一切なく、送られた彼もまた、改めて「恋」や「愛」を振り返り思うことによって、今本当に大切なものに気付かされることになるのです。

読み進めていくうちに、青春時代にときめいていた感覚を思い起こさせてくれます。その気持ちをいつまでも持ち続けることが必要なのだということも。そして、生きる為には「恋」も「愛」も必要としなければならないのだということも感じさせてくれます。

恋愛というものを思い直させてもらえる、恋愛には効果アリの作品です。恋愛することに意味を持たないと思っている人、恋愛する気がない人にも是非読んでもらいたい作品。また、今恋愛している人も、この本を読むことによって改めて自身の気持ちを見つめ直す良いきっかけとなるでしょう。

恋愛小説 であの頃のトキメキを

恋愛小説恋愛小説でも全く異なる形の3作品。恋愛にどのように効果があるのかも、作品それぞれで全く違います。お勧めする恋愛小説3作品の中から少しでも興味を持ったものがあれば、是非読んでみてください。あなたの恋愛観に何かしらの変化をもたらすことでしょう。

恋愛小説を読むことで、恋愛における神経を活性化させ恋愛感情を高ぶらせることによって、再び「恋」や「愛」にドキドキする気持ちを蘇らせましょう。

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編集部
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