「そのままで素敵」はウソ!女子ウケ独身女性をホメる友だちの怖い下心
「私って、男性にはモテないけど女性からは人気があるんだよね~」という 女子ウケ独身女性 っていますよね。そして、そんな女性を「そこが言い所なんだよ」とやたら褒め称える女子も同時にいます。
実はこういう独身女性、自分を優位にするためにわざと褒めている可能性も……。
今回は、一見 女子ウケ独身女性 の良き理解者に見えるけれど、実は自己中心的な願望で友だちを褒めている女性に、その下心を聞いてみました。
モテないから嫉妬しなくていいため楽
「モテる女性にはどうしても嫉妬してしまいます。その点、モテない女性なら嫉妬することなんてありません。ある意味、純粋に付き合える女友だちという感じ。そのままモテないでいてほしい」(30歳/飲食)
本当は嫉妬なんてしたくありませんが、心が弱っているときや何事もうまくいっていないときは、ついついモテる女性に嫉妬してしまうもの。嫉妬してしまうと、その女性と付き合うのもしんどくなりますよね。
でも、モテない女性なら安心でしょう。モテる気配りもないようなら、今後も良き友として交流できます。むしろ、彼女よりも自分のほうがモテるという優越感に浸れそう。その優越感で心に余裕ができるため、モテない彼女を可哀想に思い褒めているのかも。
男性の前で態度を変えずモテないため安心
「合コンに誘っても男性に媚びる様子がないんですよね。だからこそモテないという部分もあるのですが、男性の前で態度を変えないから同じ女としては安心。合コンにも気軽に呼べます」(35歳/金融)
男性の前で態度を変える女性っていますよね。急に女の子らしくなったり、気の利く女性を演じたり……。同じ女としてはイラッとする女性の代表格でしょう。しかし、そういう子のほうが男性ウケは良かったりするのです。
逆に、男性の前で態度を変えない女性は男ウケがいまいちなことも……。こういう女性は、場合によっては他の合コンメンバーの引き立て役になりますよね。モテない分、他の女性たちにとってはライバルとして蹴落とす必要もないのでしょう。
いつまでもモテない姿が魅力的
「私自身がモテないため、同じようにモテない女子がいるとホッとします。さらに、こういう女性たちって同性から人気がある自分に満足しているんですよね。褒めておけば自分から非モテのままでいてくれるので助かります」(28歳/IT)
同性から人気があることは、本人にとっても誇り高いことでしょう。そういう自分を好きになる気持ちもわかります。だからこそ、そういう自分を維持していきたいと思いますよね。褒められたらなおさらです。
しかし、それではいつまでもモテないもの。周囲の褒めてくる女子たちは、彼女がいつまでもモテないようにしておくために、「そのままのあなたが素敵!」と褒めてモテることを防いでいるようです。
「どんな子とでも仲良くなれる私」を演出
「私は基本的に『いかにも女子!』な、ゆるふわ系の友だちが多いです。でも、違うタイプの友だちを得て褒めることで『どんな子に対しても優しい』『どんな子とでも仲良くなれる』と周囲から思ってもらえます。そういう自分に見られたいです」(33歳/介護)
ごく一部の同じような友だちしかいない場合は、「違うタイプとは仲良くなれない=社交性がない」と判断されるときもありますが、違うタイプの友だちと仲良く接していれば「誰とでも仲良くなれる女性」「違うタイプでも相手の良さを見つけられる女性」と思ってもらえそう。
婚活の場で誰とでも仲良くなれるとアピールすれば、「うちの両親や友だちともうまくやってくれそう」「僕とタイプは違うけれど、意外と相性よくやれるかも!」と、好意的に思ってもらえます。褒めることで「社交的な女性」を演じられますね。
いざというときの女子仲間を確保
「このままずっと独身だったら……と思うと、友だち付き合いは大切にしなきゃと強く思います。男性からモテない女性は同じように女子のままという可能性があるので、こういう女性とはしっかりお付き合いしたいですね。気に入られたいから褒めています」(32歳/サービス)
一生独身ならば、孤独にならないためにも友だちは必要です。でも、相手から嫌われてしまったら友だちではなくなってしまいますよね。
自分を褒めてくれる人を邪険に思う人はあまりいないでしょう。同性に人気の彼女たちを褒めるだけで友だちとして付き合ってくれるなら、手っ取り早く褒めて交流をしていきたいと思ってしまうようです。
同性から人気の女性はたくさんいます。大半の女性たちは、純粋な気持ちでその女性を褒めているのでしょう。しかし、自己中心的な理由で口先だけの褒め言葉を並べる女性には注意です。「私は人気者!」と浮かれすぎず、少しだけ注意したいですね。
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関西在住のフリーライター。1984年11月5日生まれ。ライターとは無関係の短大へ進学、一般企業で5年ほど勤めた後にライターへ転身。女性向けウェブメディアを中心に執筆。独身女性が抱える悩みのヒントになるような記事執筆を目標に活動中。名前の読みは「神之」で「カミノ」です。
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