fbpx

【三十路と婚活】婚活アラサー女子が集まる女子会に参加してみた

モテなそうな女性陣に唖然とする馬場

馬場です。安定的に独身を貫いている三十路です。
前回、せっかくハイスぺの代名詞「弁護士」をしている男性を紹介してもらったのに、馬場の器が狭いせいで進展できませんでした。
そんな私を、知人が女子会に誘ってくれました。

婚活中の女子が集う女子会 in 豊洲

最近、仕事を通じた出会いが多い馬場。先日も、ある企画を通して婚活イベントを開催している女性M女史と知り合いました。
M女史は、華やかなイベント業界にピッタリな話術とコミュニケーション力を持つ素敵女子。そんな彼女が今力を入れているのが「婚活イベント」なのだそう。そして定期的に、情報交換や人脈拡大を兼ね、婚活中の女性を集めた女子会を開催しているそうです。そんな素敵女子が開催する女子会に、なんと馬場、招待されました!会場は、憧れのタワーマンション。もう、キラキラ確定です。そんな眩しい女子たちに仲間入りしてしまうことを考えたら、嬉しいやら緊張するやらで、ドキドキの日々を過ごすことになりました。

そして当日。冬を感じる、木枯らしが吹く夜でした。
主催者であるM女史から、前日

「今日は私がお料理で皆様をおもてなしします。私が選抜した女性のみをご招待しているので、馬場さんには絶対楽しんでいただけると思います」

というメールを受け取っていました。いや~、この自信たるやすごい!できるオンナはこんな自信に溢れた言葉を言えるのですね。馬場は一生かけても言えません。
ここまで言っていただけるのですから、参加する側としてもきちんとお伺いする必要があります。
そこで馬場の本日の戦闘服は、婚活とは打って変わって、キラキラ女子達に引けを取らないようなカラフル幾何学模様が印象的なクロエのカットソーとタイトスカートで参戦。
そして、都内のタワーマンションで料理を振る舞っていただくのですから、菓子折も用意。ベルギーの某高級チョコレートを持参して、会場に馳せ参じました。

ピンポーン。
ついに異世界への扉を開きました。「はーい」という声と共に扉が開き、M女史の笑顔と共に部屋へイン。ビクビクしながらリビングに入ると、東京の夜景がドーンと見える大きな窓と数人のゲストが目に入りました。キラキラ女子との遭遇……と思いきや、

もっさい女と遭遇しました。

素敵な部屋にそぐわない10代が着るような古着を着たBBA、ピンクのミニスカートを履いたファンデーション厚塗りBBA、キューティクルを失ったパサ髪をなびかせたBBA……キラキラ要素は一切なく、実年齢より確実に老けて見える女性陣と対面しました。
未知のBBAとの遭遇に動揺していると、一人の女性から「銀盤の魔法使い、あーりんです♪」と自己紹介を受けました。

え……魔法使いさん??

しかし初対面の魔女、いえ魔法使いあーりんと親睦を深めなければいけません。そこで、「銀盤て、スケートをされてるんですか?」と話題を振ると、まさかの答えが返ってきました。

「いえ、ピアノの先生をしています」

銀盤じゃなくて鍵盤だろぉ!

なんてツッコめない馬場は、その後も続々と集まる非モテ臭がプンプンする婚活女子たちとの宴を共にしました。
彼女たちはほとんどが30代半ばで、婚活に精を出すもがうまくいかないそうです。それもそのはず。婚活やモテテクの知識で頭でっかちだし、婚活でアプローチしてきた男性は「がっつきすぎて怖い」と言い、「ありのままの自分が出せる相手がいい」と夢を語る始末。

馬場に一言言わせてください。
それじゃ結婚できるわけないじゃん!

いつまでも自分を変える努力をせず、相手にばかり求める女となんて、馬場が男でも結婚したくありません。数多の婚活バトルを潜り抜けてきた私ですらわかることです。思わず説教したくなりました。しかし、はたと気付いてしまったのです。

これ、馬場じゃん。

頑固な自分を直せず男性の粗探しばかりして、「恋がしたい~」なんてボソボソ言ってる馬場そのもの。未知のBBAとバカにしていた女性たちは、私の鏡だったのです。

あまりの衝撃に身動きが取れなくなった馬場は、その後M女史が振る舞ってくれた料理に手をつけることができなくなりました。

馬場チエコ

アラサーど真ん中の三十路独女。「東京独女スタイル」編集部で、結婚できる女になるべく日々奮闘中。2015年3月からスタートさせた婚活連載「三十路と婚活」は、1年4ヶ月後に彼氏ゲットという形で幕を下ろしました。電子書籍も出しちゃってます。

週に1回、婚活映画評論家・バーバラ馬場に変身する。

>> article
この記事を読んだ人におすすめ