アラサー女子に質問!「亭主関白」と、その反対の「かかあ天下」68%の女性が選んだのは?
縁があって出会った2人が結婚し、家庭を作る。そうして出来上がった家庭の形は実に様々です。前回の調査では、「『かかあ天下』を望む男性が多数」いることが判明しましたが、今回は女性に「亭主関白」と「かかあ天下」の家庭のどちらを築きたいと思うのかを聞いてみました。
Contents
女子100名に質問!「亭主関白」と「かかあ天下」どっちがいい?
【質問】
亭主関白とかかあ天下、家庭を築くならどっちがいい?
【回答数】
亭主関白:32
かかあ天下:68
約7割の女性が「かかあ天下」の家庭を希望!
今回のアンケートでは、約7割の女性が「かかあ天下」の家庭を築きたいと答えました。
「亭主関白は非常に精神的に嫌なイメージがあるので、かかあ天下が良いと思っています」(30代/会社員)
「亭主関白の父が厳しかったので、亭主関白は嫌です」(30代/介護職)
「表向きは旦那様を立てながら、実は家庭の実権すべてを握るかかあ天下がうまくいくと思います」(30代/IT)
亭主関白という言葉に対して、非常にマイナスイメージを持っている、または現在の身内に亭主関白な人が居るから、という意見がまず挙がりました。亭主関白家庭にマイナスなイメージまたは評価を元から持っており、だからこそそれとは逆のかかあ天下家庭を築きたいとする女性が多いようです。
また、表向きは旦那様を立てながら、実は家庭の実権すべてを握るかかあ天下家庭の方がうまくいく、との意見もありました。確かに、そのように家庭の裏の支配者として君臨できるならば、家庭の真ん中に立ち、表立って活動する亭主関白とは正に真逆のやり方となります。それが、かかあ天下の本領かもしれません。
約3割の女性は「亭主関白」と回答。その理由とは?
「かかあ天下」という回答が約7割を占めたものの、およそ3割の女性は「亭主関白」の家庭を築きたいと回答しました。
「自分はリーダーシップをとっていくタイプではないので、亭主関白の旦那さんを影から支えたいと思うから」(30代/金融)
「人に指図をしたり自分の思い通りにさせるというのが、基本的に好きでは無いから」(30代/営業)
「男性を立ててあげたいとは思うけれど、あまりにも恐慌な家庭にはしたくないと思う。ほどほどになら亭主関白で構わない」(30代/事務)
リーダータイプではないから、人に指図をしたりするのが、基本的に好きではないから、という意見が上がりました。つまり、人の上に立ったりする事が元々性に合わない女性は、男性が引っ張ってくれる亭主関白の家庭を築きたいようです。
ただし、男性を立てたいとは思うがあまりにも恐慌な家庭にはしたくない、という意見もあります。幾らこちらがリーダーに向かないからと言って、あまりに夫一辺倒の家庭になってしまうと、確かに良い結果は招かないものです。亭主関白そのものが駄目という訳ではなく、適度である事が大事という事でしょうか。
夫婦においてお互いの性質を補う範囲での亭主関白は、リーダー志向ではない女性にとってはむしろ割れ鍋に綴じ蓋と言えるようです。
夫婦の力関係は、6:4程度が理想?
今回は、亭主関白とかかあ天下の2つの内、どちらの家庭を築きたいかを聞き、またその理由を紹介しました。
亭主関白とかかあ天下……全く正反対に思える2つの言葉ですが、表している家庭の状況の構造は実は同じです。それは、夫婦のどちらかが家庭において絶対的な権力を持っている状況なのです。亭主関白にしろかかあ天下にしろ、1人の絶対者に誰も意見ができないという状況は、困る事もあるのではないでしょうか。
夫婦の力関係は6:4、普段は6の力を持っている自分または相手が家庭の実権を握っているけど、もしもの時は4の実権を持っている方がパートナーに意見できる、というくらいの夫婦関係が、実はちょうどいいのかもしれません。
■調査地域:全国
■調査対象:独身女性
■調査期間:2015年08月25日~2015年09月08日
■有効回答数:100サンプル