アラサー絶賛「東京タラレバ娘」が女子大生にドン引きされる【悲報】
今、世のアラサー女子に大人気の漫画があるのをご存じですか?その名も、東村アキコ氏の最新作「東京タラレバ娘」(講談社・刊)。
この作品は、「キレイになっ“たら”」「運命の人が現れ“れば”」と、女子会でタラレバ論ばかり言ってるうちに33歳になってしまった独身の倫子、香、小雪の等身大の日常を描いたストーリー。
読んでみると実に面白い!アラサーの筆者にとって全ページに共感ポイントがある本作を、早速編集部の女子大生スタッフにもオススメしました。この興奮を共有できると思ったからです。
しかし予想に反して、「コレ、ヤバいですね……」とドン引きされたではありませんか。さらに衝撃的なことに、筆者が共感した部分と女子大生がドン引きした部分がかぶっている!
そこで今回は、女子大生をドン引きさせた「アラサーが共感してはいけないポイント」をピックアップしました。
Contents
居酒屋で女子会するのはいいけど……騒ぎすぎ!
居心地のいい居酒屋で女子会をする倫子、香、小雪たち。盛り上がりすぎて「おまえらがうるさいから隣のお客さん帰っちまったぞ」と言われてしまうシーン。
お酒が大好きな筆者にも、女友だち4~5人で集合する馴染みの居酒屋があります。話が盛り上がり、店の外まで私たちの声が聞こえていたこともゼロではないでしょう。そのため、この場面を見た時は「これは仕方ない」と共感してしまいました。
しかし、女子大生に言わせると「騒ぎすぎだし、調子に乗りすぎていてみっともない」らしい。アラサーになったら、周りに迷惑をかけるのは御法度。今後気をつけようと思います。
仕事と男は裏切っても……「アラサー女が使えるモンは貯金だけ」
新人の「枕営業」で仕事を奪われた倫子は、その証拠をおさえようとタクシーで3万円かけて箱根へ行く。さらにそこで吹っ切れた倫子は、「アラサー女が使えるモンは貯金だけ!」と豪華な食事を一人で楽しむシーン。
酸いも甘いも経験してきたアラサー女子。仕事や恋愛で努力が報われなかった時、「もう頼れるのは貯金だけ」と思ったことはありませんか?実際に、筆者も三十路に近づくごとに、感じる機会が増えました。
しかし、この場面に共感しまくっていたら「それは口に出しちゃダメ!結婚を諦めているようで、ますます婚期延びますよ」「貯金は武器かも知れないけど、無駄遣いはちょっと……お金は大切にしなきゃ」と、女子大生にこっぴどく怒られる始末。どうも、一人で生きていく覚悟と哀愁を感じさせるらしいです。
いくらFカップでもNG!おっぱいを強調したアラサーの勝負服
10年前に振った男性から食事の誘いを受けた倫子。「プロポーズされるかも!?」と期待を膨らませて選んだ服は、倫子のFカップの胸を強調する胸元が大きく開いた服だったシーン。
気になる男性には、色っぽい自分を見せたくなるのが女心。脚に自信があるならミニスカートを、胸に自信があるなら谷間が見える服を着て当然でしょう。そのため筆者は、この場面でFカップの主人公が勝負服として谷間を強調した服をセレクトしたことを自然に受け入れられました。
しかし、女子大生からは大ブーイング。「露出度の高い服をアラサーが着るのはイタイ!」「気合入りすぎていて引く」と、散々じゃありあませんか!自分が武器と思っていたもので勝負するには、遅すぎたみたいです。
「座布団一枚!」のツッコミがオヤジ
倫子たちが女子会をしている時、ウマいボケに対して「山田くーん!座布団一枚!」とツッコむシーン。
テレビっ子であるアラサー女子は、このようなツッコミを何度となく行ってきました。もっと言えば、今でもたまに使っているので、この場面では「やっぱりね!」と思わず頷いてしまったのです。
しかし、女子大生からは「おじさんっぽいし、笑いに走りすぎ」との意見が。ネタ元の「笑点」視聴者の年齢層が高いことと、女を捨ててまで笑いに走ろうとしている姿勢はNGのようです。
TRFにglobe……カラオケの定番「小室ファミリー縛り」
担当していた仕事から外された倫子は、香と小雪を誘って鬱憤晴らしにカラオケへ。TRF、globeといった小室ファミリーの曲をノリノリで歌うシーン。
このシーンにも筆者はデジャヴを覚えました。我々アラサー世代がカラオケに行けば、「小室ファミリー」の楽曲を歌うことは火を見るより明らかだからです。
しかし女子大生から「盛り上がるのはいいけど、もう少し新しい曲にも興味を向けた方がいいのでは?時代の違いを感じます」と諭されてしまいました。今日から、最新音楽ランキングにも注目した方がよさそうです。
少しでもアラサー女子の参考になれば幸いです。「東京タラレバ娘」を読んで、あなたの共感ポイントと照らし合わせてみてはいかがでしょうか。