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【三十路と婚活】幸せになりたいのに、「幸せ」が何かわからない

馬場です。三十路です。絶賛婚活中です。

前回婚活パーティーに参加し、婚活に対するマインドの甘さを痛感した馬場。

「ふんどし締めなおす活動」の一環として、とあるイベントに参加してみました。

 

今回参加したのは、「恋愛ユニバーシティ」というサイトが行っている「シンデレラ恋活プロジェクト」

外見から内面まで変身し、シンデレラのように素敵な王子様と出会っちゃおう!というものです。

 

そもそもなぜ馬場が参加したかというと、編集部から「馬場こそ行くべき」とゴリ押しされたから。 自覚症状はないのですが、

どうやら馬場は相当こじらせているらしいのです。

それに、女子たちの婚活の参考になるように始めたこの連載「三十路と婚活」が終わらなかったら、編集部的にもマズイわけで。

馬場だって、「我が婚活は永久に不滅です!」なんて言うつもりも、「こ●亀」「名探偵コ●ン」に並ぶ長期連載にする野望もさらさらありません。

さっさと結婚して、スパッと華々しく連載終わらせたい!

 

こじれた考えを正し、キチンと結婚できる女になるべく、「シンデレラ恋活プロジェクト」が開催している講座2つに参加しました。

1つは立川ルリ子氏の恋愛相談、もう1つはぐっどうぃる博士の「幸福とは何か?」をテーマにした座学です。

まず立川氏の講座に参加し、馬場はこんな質問をしてみました。

「出会う男出会う男、全員ロクでもないウ●コ野郎なのですが、どうしてですか?」

立川氏曰く

「30~40代で独身の男性は、なぜ独身なんだと思いますか?難アリだからです。それに、馬場さんが『え!?』と引いてしまう部分があったら、その他大勢の女性も同じことを思っています。

 

ぐうの音も出ない。

 

ここ数カ月悩んでいたことが、ものの5分で解決してしまいました。

そしてぐっどうぃる博士の講座では、こんな教えを受けました。

幸福は3つの要素から成り立っています。社会からどう見られているかで左右される『常識』、生まれたからには子供が欲しいという『生物学的欲求』、そして実現したい夢である『コア』。この中で最も重要な『コア』をあなたがわかっていないと、『常識』と『生物学的欲求』に影響され、幸せから遠きます。

 

目からウロコが出る前に、目ン玉飛び出た。

 

どうして結婚したいのかについては考えたことはありました。でも、「真の幸福」について考えることは後回しにしていた気がしたからです。

それに、婚活を始めてからは「結婚=幸せ」という考えが全身にこびりついているせいで、一人のヒューマンビーイングとしての幸せを考える余裕も隙もありませんでした。

 

そこで馬場は考えました。

「幸せな」将来にたどり着いた自分の姿がどんなものか。

 

住まいは都内の平屋一戸建て。

旦那の収入で十分生活できており、毎朝の「行ってらっしゃいのチュー」は欠かさないラブラブ夫婦。

私は趣味でWEBライターを続けつつ、家庭菜園をして過ごす毎日。

まっすぐ素直に成長した子供が2人いて、2人とも大学進学に向け塾に通っている。

ペットは、柴犬のポチと三毛猫のミャー子。しつけがよく、私がコーディネートした部屋を荒らすこともない。

私はポチとミャー子と一緒に家族の帰りを待ちながら、夕飯を6品以上作る。

夕食後は毎日縁側で家族とおしゃべりをして、床に就く。

 

皆さんは、こんなに具体的に将来像を描けますか?

フランスのSF作家ジュール・ヴェルヌも言っています、「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」と。

こんなに具体的に幸せな未来を思い描けるのに、なんで実現できていないのかがわかりません。

しかし、どこか腑に落ちない。本当にこれって馬場が求める幸せなのか、疑問が湧いてきました。

だってこれは理想の環境なだけであって、馬場がどんな人間になりたいかが全く見えてこないんですもの。

 

じゃあ、私が求める幸せってなんなんだろう?

そしてその幸せを実現させるためには、本当に結婚する必要があるのだろうか?

 

講座に参加してから数日経った今、馬場のこじれた考えはさらにこじれ、結婚が足音を立てて遠ざかって行きました。

馬場チエコ

アラサーど真ん中の三十路独女。「東京独女スタイル」編集部で、結婚できる女になるべく日々奮闘中。2015年3月からスタートさせた婚活連載「三十路と婚活」は、1年4ヶ月後に彼氏ゲットという形で幕を下ろしました。電子書籍も出しちゃってます。

週に1回、婚活映画評論家・バーバラ馬場に変身する。

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