【東京アラサー女子】出勤前に築地！「寿司朝活」をやってみた

「就活」「婚活」をはじめとした●●活がすっかり定着した昨今。 その中でも、意識高い系活動1位と言っても過言ではないのが朝活。早起きなんて夜型パーリーピーポーには邪道ですが、密かにやってみたい朝活があったのでやってみました。ずばり、朝から新鮮な魚を堪能できる築地で豪華モーニング！

自分磨きより美味しいものが食べたいの！

朝活と言えば、自己啓発、自分磨きといった敷居の高いイメージを持っていました。かつ筆者は、朝はギリギリまで寝ていたいタイプなので、全く興味が湧きません。しかし、卸したての魚を市場で食べるという目的ならば、多少の苦労をしてでも朝活したいと思ったのです。

何年かぶりに6時起きしてやってきたのが築地市場。泣けるほど爽やかな朝日を浴びながら、午前8時に到着しました。

着いたはいいものの、どこをどう行けばよいかわからず……。

とりあえず警備員らしきおじさんに聞いてみると、場内にあるお店が書かれた地図を手渡されました。

「今ココだから、このままずーっと行くとお店あるから！」と早口で案内され、築地市場に初入場！

競りは5～6時（早っ！）に終わるらしいので、8時半になった市場は戦の後のような落ち着きを取り戻していました。

しかし、場内は活気に溢れているではないですか！海外の観光客がほとんどでしたが、出勤前であろうスーツ姿のサラリーマン、アラサーとおぼしき女性の姿もちらほら。早朝からアクティブな皆さん、尊敬します。

築地に来たのだから海鮮が食べたい、できればお寿司をカウンターで食べたい、という思いを胸に、ひたすらお店を探しました。しかし、行けども行けども人、人、人……久しぶりにした早起きして活動したせいか、おなかがグーグー鳴って仕方ありません。空腹でイライラしながら、やっと入れるお店を発見。神様、ありがとう！

色気ゼロ！食い気MAX！朝から寿司を食らう！

混雑エリアから、落ちつきのあるエリアに移動して見つけたのが「岩佐寿し」。

にぎり、上にぎり、特上にぎりだけでなく、おまかせや貝づくしといったにぎり寿司のバリエーションがあり、価格も2300円～の非常に良心的なお店でした。ラッキーなことに行列もなかったので、迷わず入店。

カウンターのみの店内には、常連さん、観光客、そして出勤前のアラサー女性の姿もありました。

カウンターに座ると、テンション急上昇。若干トランス気味になって、普段は頼まない2600円の上にぎりをオーダーしてしまいました。

大きい笹の葉をお皿に、どんどんお寿司をのせてくれます。これは、寿司のわんこそばや～なんて言うヒマなんてありません。

寿司オールスターズが揃った時には、もうテンションMAXです！

彼らが放つ輝きを読者の皆様にもお伝えせねばと息巻くも、またもやピントが合わないというアクシデントに見舞われる筆者。大好きな穴子先生を目の前に、手の震えが止まらなくなったことが原因か……。

もう解説はいらないと思いますが、超絶美味しいです。仕入れたての寿司ネタは文句なしに新鮮だし、ほどよく優しい酸味のシャリはチェーン店のそれとは大違い。絶対エース・まぐろは口に入れた瞬間とろけるし、みんな大好き・いくらも甘すぎてびっくりしました。

そして特筆すべきはイカですよ。これまでの弾力ありすぎてなかなか噛み切れなかったイカは、イカじゃないです。それはきっとフェイクイカです。本当のイカは、スッと、サッと、噛み切れるんですよ。食べれば「No イカ、No LIFE」になること、間違いなしです。

時々昇天しながらも夢中で食べたので、15分くらいでペロッと完食。

唯一残念だったのは、ビールで一杯やれなかったこと。断腸の思いで、その日は会社に向かいました。

とはいえ、とても充実した朝活デビューでした。運動や勉強をしてたら疲れたかもしれませんが、美味しいご飯を食べたので疲れはなく、満足感だけが残りました。また、朝の時間とお金を自分のためだけに使えることも、改めて贅沢だなと感じました。夜型パーリーピーポーの筆者も、グルメ朝活ならまたやりたいです！