アラサーは地雷だらけ!本音で話せる友だちいる?【東のEditor’sEYE】
アラサーになった女性には、踏み込んでほしくない「地雷」をいくつか抱えているもの。無邪気に踏んだら、さぁ大変。お互い踏まないように気を張ってしまいますよね。しかし慎重になりすぎて、会話に物足りなさを感じていませんか。
女子の地雷は「結婚と恋愛」?
「独身の友だちには結婚の話がしづらい」というAさん(既婚・31歳)。
「自分が独身時代に『結婚しないの?』などシングルハラスメントに悩まされていたので、自分が結婚しても独身の子には結婚の話をしないと心に誓いました。でも、この年になると結婚以外の話題を見つけるのも一苦労。友人はいつまで独身でいるんだろうと心配になるけれど、口が裂けても言えません」(Aさん)
女子の地雷は「結婚と恋愛」。特に、先に売れていった友だちには触れてほしくない点でもありあます。しかし既婚の友だちがその話題を避けているのも、こちらとしては感じるもの。なんだか申し訳ない気持ちになったりしますよね。
主婦の地雷は「贅沢と自由」?
一方、我々女子の方も既婚の友だちと話すときに、気を付けていることはありますよね。女子Bさん(29歳)は次のように話します。
「主婦の友だちには、私が夜遅くまで遊び歩いている話や、旅行や買い物の話がしづらいです。節約をがんばっているFacebookの投稿を日々見ているので、きっと贅沢な話はしちゃいけないんだろうな、と」(Bさん)
女子は仕事で稼いだお金を全て自分につぎ込むことができます。普段がんばったご褒美と称して、大きい買い物や海外旅行をするのも可能で、自由気ままな金銭感覚。しかし、主婦ともなればそうもいきません。きっと我慢していることも多々あるはず。我々女子も、地雷を踏まないような当たり障りのない会話を繰り広げています。
女子同士にも地雷がある?「彼氏あり・なし」の溝
また女子同士の会話にも地雷が。「彼氏ナシの友だちに自分の彼の話がしづらい」と言うのは女子のCさん(33歳)。
「彼ナシの友だちに恋愛の話をしづらいです。私が彼ができた報告をしたときの、一瞬こわばった表情が忘れられなくて。それ以来、彼氏の話はできないし、彼女の恋愛の話も聞きづらくなってしまいました」(Cさん)
友だちに彼氏ができたことを素直に喜べなかった経験、誰しもあるのではないでしょうか。それは仕方のない感情だと思うのですが、それを必要以上にビビってしまっているCさん。
女子同士でも変に恋愛話を避けてしまう人も少なくないのでは。彼氏なし女子の立場からすると「恋愛の話をしたいけど、ネタがない」という意見もありました。
本音で語り合える友だち、何人いる?
誰しも触れてほしくないタブーがあるもの。「これは触れちゃいけない」と、地雷を避けた話ばかりすると、物足りなさを感じてしまい「話が合わない」という結論に達しかねません。
タブーな話を避けるばかりで「本音で話せる友だちがいなくなった」と寂しさを抱える女子は、あなただけではありません。ぴったり同じ境遇の友だちを見つけるしか打開策はないのか、悩ましい日々が続きます。
コラムニスト。東京独女スタイル編集長を歴任。1983年生まれ。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックなコラムを得意とする。雑誌「デートスペシャルなび」で連載中。テレビ、雑誌、ラジオ等各方面で活躍中。電子書籍「モテる!ソーシャル恋愛術」「ここで差がつく街コンテクニック」等。趣味は鉄道。
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