ダメよ〜、ダメダメ!忘年会ガッカリ挨拶失敗例
今年も残すところあと二ヶ月となりました。しかし、無事に一年を終えられると考えるのはまだ早い!会社の一大イベント「忘年会」があなたを待っています。
今回は忘年会の「挨拶」にスポットを当て、2014年に流行した「ダメよ〜ダメダメ」とともに忘年会ガッカリ挨拶失敗例をお届け。アラサー女子の先輩OLに失敗例を聞いてみました。
いきなり乾杯はダメよ〜ダメダメ
「乾杯の挨拶は短い方が良いけれど、幹事が軽く挨拶した後に『さあ、皆さん今日は飲みましょう、乾杯!』とたたみかけるような忘年会がありました。いやいや、合コンじゃないんだから。上司そっちのけで忘年会をスタートさせちゃって、場が凍りついたことがあります」(32歳/外資系)
忘年会に限らず、宴会では乾杯がつきものです。しかし一般的に、乾杯は上司から冒頭に一言もらってからするのがいいでしょう。
失敗談を持ち出すのダメよ〜ダメダメ
「『忘年』という言葉を鵜呑みにして、挨拶の中にその年の自分の失敗談を入れてみたら、先輩が思い出して、乾杯後にお説教を受けることになりました……。自分にとっては最悪の忘年会でした」(29歳/会計事務所)
来年は挽回したい気持ちで挨拶をしたのに、それが裏目に出てしまったようです。年末にお説教とは避けたいもの。会社の忘年会は楽しい飲み会の席でもありますが、同時に職場の延長戦でもあります。「忘年会」という言葉に惑わされないようにしましょう。
「業績が思わしくない会社にいた時のこと。来年は会社が存続できるのか、とまるでお通夜のような忘年会の挨拶が……。せめて年末だけは明るくいきたかった」(33歳/製造)
こちらもある意味失敗談。暗い気持ちを引きずるのはその場もしめっぽくなってしまいます。もし会社にとってあまりいい年でなかった時でも「来年こそは頑張ろう!」の意味を込めて、明るい挨拶と行きたいところです。
下っ端が「無礼講で!」と言っちゃダメよ~ダメダメ
「珍しく社長も同席した忘年会。幹事をした新卒の後輩クンがはりきって『今日は無礼講で!』と言って、空気がピキッ……!さすがに新卒だからとその場は笑いに変わりましたが、後からしっかり教えときました」(28歳/IT)
「無礼講」は目上の人が「立場に関係なく楽しもう」という意味で使う言葉ですが、間違って使ってしまっている人も時々いるようです。立場が下の人が言う言葉ではないと、しっかり覚えておいてくださいね。
【番外編】2014年の「時事ネタ」これはダメよ〜ダメダメ
いかがでしたか。乾杯の挨拶を任されたあなたは、大変そうだなと頭を抱えていることでしょう。しかし、あなたの乾杯の挨拶が良かろうと悪かろうと、宴会は必ず始まります。
日々宴会部長をまかされるという女子から一言アドバイスが。「2014年の時事ネタとして、号泣しながら『この一年間はぁ~、あぁ~~』と叫ぶ某議員のモノマネ、これは下手に女が手を出すとやけどします。クオリティーが高くないと、何の真似か分からない」(33歳/編集)とのこと。
号泣会見のモノマネをいくら気に入っていても、ネタのクオリティーが高くないとスベって終わってしまいます。このネタは男性社員に譲って、女子なら「ダメよ〜ダメダメ」を使ってみるほうがウケるかもしれませんね。
お酒が入れば、内容なんてどっかに吹っ飛んじゃいますから、肩の力を抜いて挨拶しましょう。