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「京大院卒」の専業主婦ってアリ?編集部スタッフのガチ意見

先日、京都大学大学院の文学研究科を卒業し、それと同時に結婚をして 専業主婦 になった女性があげたブログの内容が話題となりました。

ある人物から「京大を卒業して、 専業主婦 になることはもったいない」と繰り返し説教をされたことに対し、筆者の女性は「もったいないという事は、私が何かを無駄にしたという事だが、一体何を無駄にしたというのだろう」と疑問を覚えたのだそうです。

読者の意見としては「お金や能力がもったいない」という意見から「個人の自由ではないか」と様々。高学歴で就職をせず、 専業主婦 になったという女性を世の女子たちはどう思うのでしょうか。

「社会に還元して」 専業主婦 になるのはもったいない派

東大と並ぶ最難関校である京大を卒業したのに、専業主婦になるのはもったいない!という女性の意見は以下の通りでした。

「せっかく京都大学を卒業できるほどの頭脳や能力があるのに、それを社会に出て生かさないのはもったいないことだと思います」

「京大は国立大学なので、 多額の税金が投入されていますよね。たとえ数年でも働いで社会に還元してほしいというのが正直な意見です」

そして、編集部スタッフからも「もし自分が京大卒だったら、その学歴を生かして大手企業に就職して、絶対そこでハイスペ男をゲットするのに……!」と、別の意味でもったいないと言う意見も。

さらに「学費がムダになる」「得た知識をどこにも生かせないのはイヤ!」という、学歴を「投資」と考えるスタッフもいました。

ブログの筆者の女性は、京都大学大学院に進学し、文学を研究してきたといいます。京都大学に入るだけでも、相当な能力を要するのに、さらに大学院を卒業したとなると、在学中には普通の人ができなかったような勉強をしてきたということ。

そんな豊富な知識と優秀な頭脳があるのにも関わらず、それを生かす仕事に就いていない、というのはもったいない!と考える人が多いようです。

専業主婦でも、自身の能力を生かせる人はたくさんいますが、京都大学は国公立の大学。国民の税金で勉強をしたのならば、確かに少しでも還元して欲しいというのが国民の願望なのかもしれません。

「就職が目的ではない」個人の自由派

専業主婦

逆に「個人の自由なのでは?」という人の意見も多く見られました。

「大学というのは、就職をするための学校ではなく、勉強をするためのところ。学生みんなに就職をする義務はないと思います」

「『キャリアのために結婚を諦める』というのは、私たち女子から見ると逆にもったいない気がしますね」

また、編集部の難関私大卒のスタッフは「自分は大手企業に就職をしたいからその大学に入ったわけでなく、勉強がしたかったから入ったので、気持ちは分かる」と、ブログの筆者を支持。編集部スタッフの間でも、意見が分かれる結果となりました。

他にも「高学歴の女性を敬遠する男性もいるから、社会に出て自分の需要のなさを感じる前に結婚するのは賢い選択」という声もありました。

自分の人生をどう生きようが、個人の自由だという意見も多数。特に、女子からしてみると「結婚出来るうちが華!出来る時にさっさとしてしまったほうがいい」と考えている人もいるようです。キャリアはあっても「なかなか結婚出来ない……」と日々悩んでいる女子ならではの意見といえそうですね。

大学の存在意義は、たしかに社会貢献ができる人材を育成する事かもしれません。しかし、就職をしなくても社会貢献はできますし、今はさまざまなスタイルの働き方があります。

とはいえ、一度も就職経験がないと、いざ働かなければならなくなったときに、社会に復帰すらできない状況になってしまうことも。

どちらを選ぶかは確かに自分次第ですが、自分の人生を選択するときは1度自分を俯瞰で見て考える事が大切と言えそうです。

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