ブラックな悩み「友だちの幸せを喜べない・・・」と思ったときの解決策
「彼氏ができた」「結婚が決まった」「妊娠していた」
アラサーともなると、まわりの友だちから幸せ報告を受ける機会も多くなります。しかしなかには、友だちの幸せを素直に喜べず、モヤッとした感情を抱いてしまう。そのような悩みを抱える女子もいるのではないでしょうか。なにより、このような感情がうまれると、自分が小さい人間のように感じ、自己嫌悪に陥ってしまうのですよね。
では、どうすればこのモヤモヤは解消されるのでしょうか。今回は、「友だちの幸せを喜べない」と感じたときに女子が実践している解決策をご紹介いたします。
率直な気持ちを述べる
「友だちから結婚報告をされたときは『嬉しいけどさみしい』と素直な気持ちを伝えるようにしています。下手に嫉妬心を隠して喜んだふりをしても、自分が惨めな気分になるだけなんですよね。」(27歳/保育士)
本音を隠し、嘘の笑顔で喜ぶふりをする。それでは、自分のなかにモヤモヤが残ってしまいます。素直に喜ぶことができないと感じたときは、「お祝いしたいけど、さみしい気もする」と率直な気持ちを述べてみましょう。思いきって本音を吐くことで、モヤッとした気分も解消されるはず。友だちもきっとわかってくれるのではないでしょうか。
女子同士で傷をなめあう
「とりあえず、独身の女ばかりで集まって飲む。そして、お互いの傷をなめあう。こんなことしてるから結婚できないんだろうけど、そうでもしていないとモヤモヤは消えません。」(28歳/美容師)
確かに女子ばかりで集まっていると、婚期も遠ざかるかもしれません。しかし、女子同士でしか癒せない傷もあります。同じ女子だからこそ、共感できることもあるのです。たまには、そんな女子のみが集う日があってもいいのではないでしょうか。それが明日を生きる活力となるかもしれません。
ひとり旅で自分と向き合う
「一時期、まわりの結婚や出産ラッシュが重なり、地味にダメージを受けていたときがあったんですよね。でも、海外にひとり旅に行って、『こんなことで悩んでいる自分がバカらしい』と思いはじめて……。それ以来、友だちの幸せ報告を聞いてもあまり動揺しなくなりました。」(33歳/販売員)
自分自身と向き合うことができる、ひとり旅。最近、友だちの幸せを喜べなくなってきたなと感じたときは、ゆっくりとひとり旅に出かけてみてはどうでしょうか。ひとりの時間をつくることで、新たな自分を見つけられるかもしれません。それがきっかけとなり、今よりも前向きに物事を考えられるようになるはずです。
ひたすら好きなことをする
「ひたすら好きなものを食べて眠る。そうやって人間としての欲を満たすことで、幸福感を味わえます。友だちも幸せだけど、私も十分に幸せって思えるようになりますよ。」(32歳/バイヤー)
友だちの幸せに嫉妬し、モヤッとした気持ちになってしまう。それなら、自分も幸せを感じられる行動を起こしてみましょう。好きなものを食べて、好きなだけ眠るもよし。夢中になれる趣味があれば、それにひたすら打ち込むもよし。まずは、自分は何をしているときが一番幸せなのかを考えてみてはどうでしょうか。
友だちの幸せを心から喜べない自分に嫌気がさし、落ち込んでしまうという女子もいます。そんなときは、うまくモヤモヤを解消する方法を探してみましょう。解決策さえ見つかれば、嫉妬することなく、友だちの幸せを喜べるようになるのではないでしょうか。なにより、自分の気持ちにも今以上に余裕がもてるはずです。
フリーライター/コラムニスト/コスメコンシェルジュ。
高校時代は青春のすべてをギャルサーにささげた生粋の元・ガングロギャル。アパレル販売・営業、ホステスを経て2011年よりライター活動開始。得意ジャンルは恋愛、美容、漫画、ゲーム、レジャー。コラムや取材記事中心にお仕事をしています。
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