初めてでも大丈夫!羽目を外さずウケも狙える宴会乾杯の挨拶ポイント3つ
寒くなってきた……と思ったら、あっという間に忘年会の季節がやってきます。幹事初体験の人、「飲み会の挨拶どうしよう……」と気に病んでしまう人も多いのではないでしょうか。
そんなあなたでもこの3つのポイントを守れば、笑いが取れて流れもスムーズなスピーチを作ることができるはず。挨拶に困ったときの参考にしてみてください。
自虐ネタを話す
ネタを作らずに済むお手軽ワザが、自虐話。オチが把握しやすく、簡単に作れるのでオススメ。
たとえば筆者の友人は、少しずつ服を脱ぎながら壁に向かって取引先への謝罪をしていたそうです。一通り話をした後「みなさんも壁に向かって全裸で上司に謝らないように注意してください」と言えば、流れはスムーズ。
年に一度のお酒の席ですし、せっかくなのでお酒の失敗談にすれば、さりげなく飲みすぎの注意ができるので一石二鳥です。
上司をいじるネタは避ける
一年間の労をねぎらう会であろうと、上司がどんなに優しかろうと、これは様々な問題が出てくる恐れがあります。
一つ目は、上司目線。いつも頑張って仕事に取り組み、信頼できると思っていたあなたが、お酒の席でウケを狙うために自分をネタにしていたら、株を下げてしまうことは確実です。
もう一つは、同僚目線。「そ、そんなことまで言っちゃって大丈夫?」と聞いていてひやひやしてしまうかもしれません。
みんなで楽しくお酒を飲もうと思っていた矢先に上司をネタにしたブラックジョークを聞かされては、意気消沈もいいところ。大勢の反感を買ってしまうので、避けたほうがよいでしょう。
誰でも知っている鉄板スピーチをアレンジ!
「われわれ大人の世界には、大切な3つの袋があると申します。堪忍袋、お袋、給料袋。来年には部長の堪忍袋の緒も切れさせず、お袋さんも安心させる働きぶりで給料袋もパンパンになる年になれば……と思います。私個人は、来年には恋人を見つけられればと思います!では、今年の頑張りと来年への期待を込めて、乾杯!」
明らかですが、これは結婚式のスピーチ「3つの袋」をアレンジしたものです。
他にも卒業式での校長先生の定番挨拶「心に植えたい3本の木」などでも同様にアレンジできます。パロディーネタは上級のテクニックですが、比較的ウケを狙いやすいものだと思います。
万一すべってしまっても、乾杯は会の最初ですから、お酒が入るうちに忘れがちなもの。どうぞ気を楽に臨んでください。