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20代でモテていた女ほど結婚が遠のく?【東のEditor’s EYE】

20代でモテていた女ほど結婚が遠のく?【東のEditor's EYE】

あなたの周りに、美人でモテていたのに結婚に苦労している人はいませんか。

かわいくてコミュ力もあり、男性からも引く手あまたのように感じる女子。それなのに苦労しているのは、同じ女子としてギモンです。

20代でいい男と遊び過ぎると結婚相手を決められない?

20代半ばにモテモテだったという女子Aさん(30)。結婚したいけど、なかなか結婚相手を見つけるのに苦労しているのだとか。

これまでの恋愛経験を聞いてみると、付き合ってきたのは会社経営者、医者、弁護士など、まるでハイステータス男の博物館。彼らと付き合っている時は特に結婚願望がなく、どの人も1年足らずで別れてしまったそう。

「理想の旦那さんは、仕事ができて、尊敬できる人。仕事でいうといわゆる『デキる男』が好みです。自分より稼いでる人がいいな。結婚するなら、これまで付き合ってきたよりもいい男と結婚したい!」(Aさん)

20代でハイスペック、ハイステータスの男たちとの恋愛を経験してしまうと、どうしても恋愛水準を下げることが難しくなるみたいです。

婚活に踏み切れないプライド

結婚相手を見つけたいけれど、結婚相談所やお見合いなどのガチ婚活はしたくないというAさん。

「結婚にがっつく姿って、恥ずかしいと思う。男性から誘いもまだありますし、昔ほどではないけど、ぶっちゃけ周りの友だちよりはモテていると思います。私はまだ婚活なんて必要ないと思っています」(Aさん)

前までは出会いを求めていなくても、自然な出会いが多かったし、色んな男性とデートしてきたAさん。少し声がかからなくなったという小さな実感はありつつも、まだまだ自分はイケる、と。ある種、モテ女としてのプライドがあるのかもしれません。

現在は合コンには月1回参加したり、社会人サークルに入って出会いを探しているんだそう。

「どうでもいい男」からはモテている

恋愛に関しては積極的で「いいな」と思ったら、自分からアプローチができるAさん。しかし、最近はアプローチしようと思う男性がなかなか見つからないと言います。

「最近、自分が心の底から『いい!』と思う男性に会えなくて……。わりとどうでもいい男性(笑)からは時々お誘いをいただきます。でもタイプではないので、すべてお断りしています。選り好みするな、と怒られるときもあるけど、自分が納得する人とお付き合いしたいので。これって当然ですよね」

自分の好みではない人からたくさんの誘いがある、いわゆる「雑魚モテ」。「私が求めている男性像と違う」「妥協はしたくない」という思いから華麗にスルー。ハイスペ男たちと遊んだ20代で培われた「男の理想」は確固たるものです。

結婚に対する焦りは、どんな女子でも同じ

そんなAさんですが、友だちや後輩がどんどん結婚を決めていくのを見て「自分の何がいけないのか」「このまま一人だったらどうしよう」と枕を濡らすこともあるのだとか。

「少しチヤホヤされることもあるけど、孤独は孤独ですよ。若い時にアプローチしてくれたあの人と結婚していれば今頃……と思う時だってあります。不安になるときもありますが、過去にモテていた時期を思い出して、『大丈夫!』と自分を慰める日々です」

自他ともに認める「モテ女」だった20代。一人の男性に選びきれずに、ズルズルと過ごしてきてしまったシワ寄せが、30代になると来るのでしょうか。

しかしながらAさんのような魅力ある女性ならば、きっとご縁がどこかにあるはず。Aさんはどんな男性と結婚していくのでしょう。いい出会いがありますように。

東 香名子

コラムニスト。東京独女スタイル編集長を歴任。1983年生まれ。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックなコラムを得意とする。雑誌「デートスペシャルなび」で連載中。テレビ、雑誌、ラジオ等各方面で活躍中。電子書籍「モテる!ソーシャル恋愛術」「ここで差がつく街コンテクニック」等。趣味は鉄道。

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