35歳過ぎると結婚はほぼ不可能?アラサー女子が今すぐ捨てるべき考え方とは
次々と結婚をしていく友だちを横目に「本当に運命の相手なんているの?!」と大声で叫びたくなったことはありませんか。
そんな結婚に焦りを感じているアラサー女子にとっては、追い打ちをかけるような、調査結果が明らかになりました。
35歳過ぎて結婚できる女性はわずか2%
2010年の国勢調査によると、35歳以上の人が5年以内に結婚できた人の割合は、男性3%、女性2%。
さらに40歳を超えると状況はますます深刻になり、男性は0.4%、女性は0.5%しか配偶者を見つけられないという結果に。
2010年の「結婚と出産に関する全国調査」によれば、「いずれ結婚するつもり」と答えた人は、男女ともに86%を超えているのに……結婚までの道のりは、想像以上に厳しいことがわかりますよね。
「今は仕事が充実してるから、彼氏がいなくてもいいや……」と結婚を先延ばしにしていると、本当に婚期を逃してしまうことになりかねないようです。
「仕事ができる=女の価値」ではない
では、婚期を逃さないためにアラサー女子が肝に銘じておくこととはいったい何なのでしょうか。
結婚トレーナーの荒木久美子氏は、著書「アナタたち、『いつか結婚できる』と思っているでしょ?」の中で、結婚に焦る独身女性に対して、次のようにアドバイスをしています。
「女性は25歳過ぎると、『自分探し』という名の迷路に入ります。ここで、英会話、ヨガ、着付け、ワインなどケイコとマナブなどアフター5を過ごし、しまいには海外留学とか考えだしたらもうアウト。婚期を逃すコースまっしぐら。
さらに最悪なのは、TOEICのスコアアップをがんばった結果、キャリアアップに成功し、『もっとイイ男じゃなきゃ自分に合わないわ』と思ってしまうこと」
仕事を一生懸命頑張ったり、キャリアアップのために資格を取ることは悪いことではありませんが、男性からすると、仕事に生きる女性は、結婚の対象として魅力的ではありません。
荒木氏曰く、男にモテたいなら、TOEICのスコアを上げるよりも、胸寄せブラのひとつでも買った方が効果的とのこと。
モテモテだった20代の栄光にすがってはいけない
「結婚を望む男性のセンサーが反応するのは、実は単なる美人ではありません。彼らが反応するのは、女性らしい癒やしの雰囲気をもっている女性だったのです。(中略)
恋愛市場でモテるのは若くて派手な美人。結婚市場でモテるのはかわいくて贅沢じゃない女。
見た目は美人なのに、結婚につながる恋愛ができない女性たちに共通していることは、かつて勝ち組だった20代の頃を捨てきることができずに、そのままの気持ちで婚活市場に足を踏み入れてしまっていること。
でも、オンナは33歳を過ぎたら、モデルやタレントという肩書や単に美人であるというだけでは、結婚にはつながらないのだそうです。
若さという武器がないことを自覚して
「女性の出産はリミットがありますから、結婚に対するスピード感(切迫感)は、女性のほうが圧倒的に高いわけです。とくに30代半ば以降の女性たちの切迫感はものすごいものがあります。
ところが、男性は『子どもが欲しいのでなるべく若い女性』を希望します。
『子どもが欲しい』という言葉を口にする男性が結婚相手として希望する女性の年齢は33歳以下、おまけしても34歳以下です。出産のリスクや出産後のさまざまなことを考えたら、男性がそう希望するのは仕方のないこと」
婚活市場では、「女性の年齢はドッグイヤー」という言葉があり、女性の年齢が1歳あがると、相手との年齢が6歳あがると言われています。
耳が痛い話かもしれませんが、婚活市場では若さが武器です。
どんなに美人でも、40歳以上の女性は写真さえ見てもらえないといったケースも、婚活相談所ではザラにあるそうです。
「結婚したい」と思うなら、まずは「いつまでに結婚する」と決めること。そして、つまらない見栄や過去の栄光は捨てて、今の自分にできることをやり尽くしましょう。
参考文献:荒木久美子「アナタたち、『いつか結婚できる』とおもっているでしょ?」(アース・スターエンターテイメント・刊)
写真:Freedigitalphotos.net
1988年生まれ。セックスライター。女性のオナニー研究家。女性目線でセックスの楽しみ方を綴ったブログ「PINKY」は50万PV/月を獲得している。オナニーをこよなく愛し、赤裸々な体験談をつづったコラムが、多くの女性から支持を集めている。
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